現代の夏はもの凄く暑く、朝も夜も溶けそうなほどあぢ~です。なので、真夏はランナーにとって超つらい季節ですよね。
みなさんは、この厳しい季節をどのように乗り越えていますか?私は色々と工夫して暑さ対策をし、なんとか走れています。
今回はそんな私の、夏の日中の走り方を解説していくので、暑すぎて走れないという方はぜひ参考にしてみてください。
私の暑い時期の日中の走り方
まずは、水を入れて凍らせたペットボトルと小さ目の氷を用意します。ペットボトルは暑さに応じて500mlのものと300mlのものを使い分けます(暑さが厳しい時は500mlの方を使うといった具合に)。
容量が大きいほど重くなるので、気温がだいたい28度以下の時は300mlのほうを使っています。
ペットボトルを手に持って走ると、手を冷やせるので熱中症対策になって良いのですが、中の氷の解ける速度が早くなるのでボトルポーチに入れており、そうすることで解けるスピードがかなり遅くなります。
手に持って23分くらいで全部解けてぬるくなると、ランニング後半、体を冷やすことができず、つらいですからね。
てなわけで、水を入れて凍らせたペットボトルをボトルポーチに入れて腰に装着し「グリーンダカラ」を少し飲んで、小さ目の氷を手で軽く握って走りにいきます。
2kmくらいかけて日陰の多いコースまで走り、日陰の目立たないところにボトルポーチを置いて、身軽な格好で6kmくらい走ります。
そして、暑さでちょっとやばいと思ったところで、ボトルポーチを回収します。ペットボトルの氷が少し解けているので、塩タブレットを摂って水分補給を行います。
解けた水は当然超冷たいので、身体の中から冷やすことができます。冷たいペットボトルを首に何度か当てたりもします(解けた水を浴びるのは勿体ないから)。
その後、ボトルの氷水を飲んだり、頭に少量ずつかけながら走ります。ボトルの水が悪魔的にキンキンに冷えているので、少量でも冷たく気持ちよく感じます。
ペットボトルの氷の解けるスピードを計算に入れながら、手に持ちながら走ったり、ポーチに入れたりし、なるべく最後まで冷えている状態にします。
それと、解けた分全部使用すると、走っている最中氷がカランカランうるさいので、水はある程度残っている状態にしています。
あとは、自分の熱中症の具合を見ながら残りの走る距離を決めて、後半は徐々にペースを上げ自宅に向かい終了。こんな感じで凄く暑くても、最低11kmくらいは走ることができています。
ちなみに、体に氷水をかけなくても大丈夫そうな時は、水ではなくスポーツドリンクを入れて凍らせたものを携帯しています。スポドリだと身体にかけられないからね。最近は350mlの容器も追加しました。
※上記は、2021年の夏の日中の走り方です。
※2023年の夏は、超ウルトラ暑かったですが、ほぼ日向のコースを走っていました。凍ったペットボトルは1本だけ携帯していました。
自宅近くや公園のコースで走るなら
自宅近くをグルグル走る場合は、自分の家を給水所にするのも良いでしょう。少し離れたところまで走る場合でも、ある程度走って家に戻って給水し、また走りに行くことができますよね。
一軒家なら、そのようなことをしやすいのですが、集合住宅で2階よりも上に住んでいる方は、自宅を給水所にするのは難しいかと思います。だって、わざわざ上の階に行かないといけなく、スムーズに給水できないですよね。
公園のランニングコースのような周回コースを走る時は、道の脇に冷えているドリンクを置いておくのも熱中症対策になりますよね。ドリンクを携帯しないで置いておけば走りやすく、スピードが出やすく、余計なエネルギーを消費しないしね。
上手に配置すると、好きなタイミングで取りやすい。公園には水道もあるし、道の脇に木が多くあれば日陰が多いので走りやすいことでしょう。
夏の日中の一番暑い時間帯はできるだけ避けましょう
日中に走るとしても、14時など1日で一番暑い時間帯は避けるようにしましょう。14時頃だと暑さに強い方でも厳しく、普通の人が走ったら死んじゃいますよ。
私は夏は大嫌いですが、そこそこ暑さには強いです。そんな私でも、一番暑い時間帯のランニングは超スーパーウルトラつらいです。
パフォーマンスはガクンと低下し、走る時間やペースはかなり落ちてしまいます。精神的にも大ダメージを受けてしまうので、一番暑い時間帯に走るのはおすすめできません。
ちなみに私は過去に、ランニング中「マジでやばい、早く家に戻って水分補給して体を冷やさないと死ぬ」と命の危険を感じ、倒れそうになりながら意識を失わないように集中し、なんとか家に戻れたことがあります。
倒れないように工夫して走りましょう
ランニングをする時、好きなタイミングで氷水やスポーツドリンクを渡してくれる人がいると助かりますが、そのようにサポートしてくれる方はあまりいないかと思います。多くの市民ランナーは、ランニング中に人からサポートしてもらわずに1人で走っていることでしょう。
そのため、特に暑い時期は工夫して走る必要があり、みなさんも色々工夫してみましょう。暑い日はきついですが、走った後の水浴びは至福の時間です(笑)。