【人それぞれ速さは異なる】ジョギングとランニングの違い

ジョギング 女性 ランニングのあれこれ

そこのあなた「ジョギングとランニングの違いって何?」という疑問を持って、ここのページにきましたね。

「走るということは一緒だけど、言葉が異なるので、意味も違うのかな~」と思っちゃいますよね。細かくいうと、意味(ニュアンス)は少し違い、それぞれの注目すべき点は走っている時の感覚になります。

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ジョギングとは

一般的に、ペースはそれほど速くなく、会話ができるくらいゆっくりな速度で走ることをいいます。略して「ジョグ」という場合もあります。

「ジョギングはキロ10分くらいのペース」などと決めつけているサイトは多くありますが、ペースはその人の走力によって異なります。

1キロ7分くらいがジョギングのペースという人がいれば、1キロ4分50秒くらいがジョギングのペースという人もいます。ていうか、1km10分は遅すぎですよね(笑)。

感覚的にゆっくりであり余裕のあるスピードになるので、レベルや身体のコンディションによって速度は違ってくるのです。

人それぞれペースは違っても、走っている時の感覚は大体同じなので、効果はほぼ同じになります。軽く走るため、身体にかかる負荷は少なく、怪我をしにくいのが特徴です。

長距離走の練習では、積極的休養や身体の調子を整えることを目的として行われることが多くあります。ちなみに積極的休養というのは、トレーニングを休んで完全に身体を休めるのではなく、軽く身体を動かして筋肉をほぐし、血流を良くして回復を促すことをいいます。

走力が低い超初心者なら、ジョギングだけでも走力を向上させることができます。そりゃ~そうだよね。

ランニングとは

ランニングという言葉は、ジョギングと同じ意味合いで使われることが多くあり「違いは何?」と言われると、走るペースです。

一般的にジョギングよりも速度が速いのがランニングといわれており、スピードが速い分フォームは大きくなり、身体にかかる負荷は強くなります。なので、エネルギー消費量も多くなり、ジョギングよりも脚を故障しやすいと言えます。

1km5分以内で走るのがランニングという方もいますが、人それぞれレベルが違うので、速さの基準は明確には決まっていません。

ダイエットに効果的なのはどっち

運動中 水分補給

エネルギーの消費量が多いのはランニングですが、持続力があるのはジョギングの方になります。なので「ダイエット効果が高いのはどっち」と言われると、ケースバイケースになります。

ランニングでも、強度が強くてすぐにバテてトレーニング時間が短くなると、得られる効果は少なくなってしまいます。ランニングよりも負荷が少なくエネルギー消費量が少ないジョギングでも、長い時間走ることで、たくさんのカロリーを消費することができます。

初心者には、長く走りやすい速度のジョギングの方がおすすめで、怪我をするリスクも低く続けやすいです。ていうか、走り始めたばかりの方は普通のジョギングだけで十分です。

普通に走ることを「ジョグ」と言っています

ぶっちゃけ、ジョギングとランニングの使い分けを知らなくても問題ありません。同じように使ってだいじょうぶい。ポイント練習の時は「ペース走」とか「インターバル走」とか、別のワードを使いますしね。

ちなみに、私が高校生の頃の陸上競技部では、普通に走ることを「ジョグ」と言っていました。「今日の練習は40分ジョグ」とか「50分ジョグ」とか言っており、ジョギングとは言っていませんでしたね。「ランニング」という言葉も使っていなかったです。

まあ、私のように、長距離走関係の記事を執筆するなら、2つの言葉の違いを知っていたほうが良いかもしれませんね。