市民マラソンの10kmレースの平均タイムとレベル別によるタイム

マラソン マラソン大会のあれこれ

「ランニングを始めて体力がついてきたから、マラソン大会の10kmにエントリーしようかな。でも、完走できるか不安だな。みんなは、どれくらいのタイムで走るのだろう」などと思う方もいるかと思います。

そのような方のために今回は、一般的な市民マラソンの10kmレースの平均タイムや、レベル別によるタイムを解説していきます。

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市民マラソンの10kmマラソンの平均タイム

誰でも参加できる市民マラソン大会の、10kmマラソンの平均タイムは、大会によって異なります。大会が違えば、参加者のレベルやコースが違ってくるからね。なので正確な数字を出すことはできません。

ですが、だいたいの数字は出すことができます。では、市民マラソンの10kmレースの平均タイムは、だいたいどのくらいなのかというと、それは以下になります。

  • 男子 50分~63分
  • 女子 60分~72分

かなりざっくりしていますが、こんな感じです。以上のことから、女子は男子よりも10分くらい遅いということが分かります。身体の作りが違うので、女子の方が遅くなって当たり前ですけどね。

レベル別による10kmマラソンのタイム

運動不足や肥満の人が多い60分以上

男性の場合、遅い人は60分以上かかります。つまり、1kmあたり6分以上かかるということ。あまり運動をしていない男性に多いタイムです。女性の場合は72分以内で走れれば平均タイムになります。

ランニング初心者に多い55~60分

55~60分は、1kmあたり5分30秒~6分です。男性の平均くらいのタイムで、達成しやすいタイムです。そのため、男性の場合ちょっとでもいいので練習していれば達成可能です。

多くのランニング初心者が目標にしている50~55分

50~55分は、ランニング初心者が目指すことの多いタイムです。1kmあたり、5分~5分30秒になります。ランニングが趣味になってきている人や、ランニングに慣れてきた人に多いタイムです。

1km5分~5分30秒なため、ある程度練習を続けないと達成するのは難しいでしょう。女性の場合は、そこそこ難易度が高くなります。

ランニング中級者に多い40~50分

10kmマラソンで40~50分で走るのは、ランニング中級者に多いタイムです。1kmあたり4分~5分で走るため、それなりに練習していないと達成するのは難しいでしょう。

まあ、40分(キロ4分)と50分(キロ5分)とでは、かなりレベルが違ってきますけどね。

女性の場合、40~45分なら表彰台もしくは入賞を狙えるタイムです。

ちなみに、陸上競技部長距離走以外の運動部で、真面目に部活に打ち込んでいる学生の中には、40~45分で走れる方もいます。

市民ランナーとしてはかなり速い35~40分

35~40分は1kmあたり、3分30秒~4分になります。37~40分だと、市民ランナーとしてはそこそこ速いレベルです。35~37分なら市民ランナーとしてはかなり速いレベル。

このクラスは、10km40以上かかる人と比べると、雰囲気が違います。「俺はそこそこ速いよ~」という雰囲気をしています。

女性の場合、優勝が狙えるレベルです。男性でも、35分台で走れれば大会によっては優勝できることもあります。

市民ランナーの中ではトップクラスの30~35分

30~35分は、1kmあたり3分~3分30秒になります。市民ランナーで10km35分切る男子は、かなり凄い。ドラゴンボールで例えると、スーパーサイヤ人レベルです。

一般的な市民マラソンでは、優勝争いできること間違いなし!?女子の場合、33分台以内なら実業団クラス!?

ちなみに私は35分切りしたことがあるので、このクラスです。わけあって、今は遅いですけどね。

ハイレベルの30分以下

1kmあたり、3分以下になります。市民ランナーで10km30分切れれば、注目されること間違いなし?!

ドラゴンボールで例えると、29~30分はスーパーサイヤ人2、28~29分はスーパーサイヤ人3、27~28分はスーパーサイヤ人ゴッド、27分切れればスーパーサイヤ人ブルーレベル。ちなみに女性の場合、30分切れれば世界トップクラスです。

遅くても速くても充実感を感じる走りをすることが大事

マラソン大会に初めて出る時って、平均タイムはどのくらいなのか、自分のレベルでは順位はどのくらいになるのか気になりますよね。

まあ、順位も大事ですが、順位やタイムが遅くても速くても、充実感や達成感を感じる走りをすることも大事です。

マラソン大会にせっかく出るのですから、意欲を持って楽しく走りましょう。楽しく走るといっても、追い込んで走るとしんどく、楽しさよりも苦しさのほうが勝ってしまうことは多々ありますが、少しでも楽しく感じればOKです。

充実感や達成感を感じたり、少しでも楽しく感じたりすれば、出場して良かったと思えますし、またレースに出たいとも思えます。

現在のコンディションで最大限に頑張っても、目標としているタイムや順位で走ることができず、充実感や達成感を味わうことができない場合もあるでしょう。

ですが、最大限に頑張れたということは、自分に負けなかったということにもなり、自分に負けない走りをするということも凄く大事なことです。

ちなみに、ゆっくり走っても楽しく走れれば、充実感を得られることでしょう。いわゆるファンランってやつです。

大会で得た充実感や達成感は心の栄養になり、普段のトレーニングだけでなく、仕事や家事などの原動力にもなります。

初心者は自分のペースで楽しく走りましょう

10kmマラソンの平均タイムから、ランニング初心者は男性なら60分以内、女性なら70分以内を目標にすると良いでしょう。

まあ、初心者は無理せずマイペースで走ることが大切なので、周りに流されないように楽しんで走ってください。

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