【茨城県】勝田全国マラソンのコースの特徴!温かい応援が力になる

勝田全国マラソン ゲート マラソン大会のあれこれ

1月の下旬に行われている勝田全国マラソンは、参加人数が非常に多く、沿道の応援も比較的多い大会です。

人気のある大会なので、エントリーしてみようかなという方もいることでしょう。また、エントリーしたけど初めて出ることから、どのようなコースなのか、どのような特徴がある大会なのか知りたいという方もいることでしょう。

ここではそのような方のために、勝田マラソンに9回出場し完走している私が、この大会の特徴やコースなどを紹介していきます。

スポンサーリンク

勝田全国マラソン大会の会場と特徴

開催地は茨城県(ひたちなか市・東海村)で、会場(石川運動ひろば)は勝田駅から10~12分くらい歩いた場所にあります。勝田駅から無料シャトルバスも出ています。

地図で見ると「ちょっと遠いかな」と感じる方もいるかと思いますが、そんなに遠くなく、気軽に歩いて行ける距離です。土地勘がなくても、多くの出場するランナーについていけば良いので、迷うことはないでしょう。

石川運動ひろばは結構広く、自分の場所を確保しやすく、スタートまでリラックスして過ごすことができます。

会場には荷物預かりがあり、毎年100円で預かってもらえるので、値段に変更がなければ当然100円で預かってもらえます。

参加賞は、完走いも(乾燥いも)と長袖のTシャツが恒例となっています。半袖のTシャツが参加賞の大会は多いので、長袖は嬉しいです。

トイレは会場の様々なところにあり、男子の小専用のトイレもあります。トイレは比較的多めにありますが、スタート時間が近づくにつれて混むので、トイレが混む時間や並ぶ時間などを考慮して、スタート前にトイレを済ませておくことをおすすめします。

ちなみに出店は結構多く、干し芋のお店や美味しそうな食べ物のお店や、ランニング用品が売っているお店などがあります。

コースの特徴(マラソンの部)

では、勝田マラソンを走った時のことを思い出しながら、コースの特徴について解説していきます。下の図は、コースの全体図と高低図になります。

勝田全国マラソン 高低図

スタート~5km

スタートは、事前に申告したタイムによってブロック分けされていますが、並ぶのが遅いと指定されたブロックの後ろのほうになってしまいます。

私が出場した時は、参加人数が多いことから、スタートはいつもギュウギュウのすし詰め状態ですが、ギュウギュウのおかげで寒さが軽減されます。

スタートしてからの最初の800mくらいの直線は、参加人数にしては道幅がちょっと狭いので、スタート直後は自分のペースで走るのは難しいです。

この直線で強引に前の人を抜かそうとすると、ぶつかる可能性があり危険なため、周りの人にぶつからないように注意しながら走ると良いです。

スタートしてからの約800mの直線から右に曲がると、比較的大きな道に出て、自分のペースで走れるようになってきます。

コース高低差の図の通り、5kmまで緩やかな坂がありますが、スタートしたばかりでまだ元気な状態なので、緩やかな坂はそれほど気になりません。

5km~25km

5kmくらいからはフラットで、13kmくらいから14kmくらいまでは、オーバーペースになりそうなくらいの下り坂があります。

下りを利用して上手にペースを上げたいところですが、調子に乗ってペースを上げすぎないように注意しましょう。まだまだ前半ですし、高低図を見て分かるように、下りの後に急な上り坂があるからです。

この上り坂では、心が折れないように頑張って走ると良く、スタミナがある方なら上った後に脚が回復してくるので問題ありません。

先程の上り坂を上った後は基本フラットな道が続きますが、時折小さなアップダウンがあります。25km辺りにある陸橋の坂はきついかもしれません。

26km~ゴール

26kmくらいから31kmくらいまでフラットで、31kmくらいからゴールまでちょっとしたアップダウンや、地味にきついアップダウンが何か所かあります。

ここまで走ってきてかなり体力を消耗しており、脚も消耗しているので、後半の坂はかなり脚にきます。ですが、残り5kmくらいから沿道の応援が増えてくるので、応援を力に変えて頑張ることができます。

この大会(マラソンの部)の制限時間は通常6時間なので、関門に引っかからないように制限時間内にゴールできるように頑張りましょう。

※風についてですが、私が出場した経験から、7km~15kmくらいまでの北の方に向かって走る直線と、残り5kmくらいからの直線は、向かい風が多いように感じます。

コース上の給水所とトイレ

給水所(公設エイド)は8カ所くらいあり、水やスポーツドリンクが置いてあります。それ以外には私設エイドがあり、私設エイドでは飲み物、バナナ、チョコレート、飴などを配っている箇所が何カ所もあるので、実際の給水所は更に多くなります。

給水所(公設エイド)は5kmくらいの間隔でありますが、先ほども言った通り私設エイドもあるため、給水できる場所の距離間隔が短いところもあります。

トイレは1~5kmくらいの間隔で、コース上に設置されています。

ゴール後の詳細

ゴール後はバナナをもらえることが多くあり、通常ゴール近くに記録証がもらえるところと荷物預かり所があります。

私の場合はゴール後に記録証をもらい、預けていた荷物を引き取り、そこそこ離れた無料で甘酒がもらえるところまで行って甘酒をいただき、自分のレジャーシートが敷いてあるところまで行きます。

帰りも勝田駅までのシャトルバスが出ており、結構乗っていく人が多くいますが、私はいつも歩いて駅に向かっています。マラソンを走った後で脚が痛くても、ちょこっと頑張れば歩いていける距離ですからね。

第71回勝田全国マラソンは2024年1月28日(日)に開催予定

次回の第71回勝田全国マラソン大会は、2024年1月28日(日曜日)に開催が予定されています。

種目は、マラソンの部(42.195km)、男子10km部、女子10kmの部となっています。

参加資格は、マラソンの部が男女別で満18歳以上(高校生は不可)、男子と女子の10kmの部は高校生以上です。

フルマラソンの制限時間は6時間で、18km地点の関門は2時間30分、30km地点の関門は4時間30分、35km地点の関門は5時間10分です。

参加料は税込みで、マラソンの部(42.195km)は8,000円、10kmの部は5,000円(高校生は4,000円)です。

定員は、マラソンの部が1万人、10kmの部は5,000人となっています。

エントリー期間は、2023年9月29日0時0分~2023年10月23日23時59分までとなっていますので、出場したい方は早めに申し込むと良いでしょう。ちなみに、ひたちなか市民・東海村民対象の先行申し込みは、2023年9月19日~2023年9月27日までとなっております。

スタート時間は、マラソンの部が10時30分、男子10kmの部は11時10分、女子10kmの部は11時40分です。スター時間から逆算して、予定を組むようにしましょう。

距離表示は1kmごとです。当日の会場での荷物預かりは100円になります。