ランニングがダイエットに最適な理由
比較的長い時間走り続ける運動は、痩せるのに最適です。それはなぜかというと、効率良く脂肪を燃焼させ、筋力がつくからです。
運動を全くしないで、食事制限だけでも確実に体重を減らすことはできますが、脂肪と一緒に筋肉も減ってしまいます。それでは健康に良くないし、体力は落ちるし、代謝が悪くなるのでリバウンドしやすい。
体力や筋力が低下することで、ちょっとした階段を上ったり、数十メートル走ったりしただけで息切れしてしまいます。そのことから、なるべく動かない生活を送ってしまうこともあり、ますます身体に良くありません。
ランニングは有酸素運動であり、糖質だけでなく脂肪もエネルギーとして使われるため、脂肪を減らすのにピッタリな運動です。走ってランナーらしい筋肉がつくことで、基礎代謝量が増える効果を期待することができ、脂肪燃焼しやすい身体作りをすることができます。
ジョギング・ランニングを始めてなかなか体重が減らなくても、身体が鍛えられて筋肉がつけば身体は引き締まるため、見た目が変わることもあります。
また、脚力や持久力がつくので、日常生活で以前よりも動けるようになり、動く習慣を身につけることもでき、それが痩せることにも繋がります。
ジョギング・ランニングを始めた頃は、走り慣れていないことからあまり走れなく、なかなか効果が現れないこともあるでしょう。
ですが、ランニングを続けていくうちに走力は上がっていき、体がちょこっとずつ軽くなっていくので、徐々に2km、3km、4kmと走る距離を伸ばすことができます。
走れる距離が長くなってくると、当然カロリー消費量も増えてくるため、シェイプアップ効果は高まり痩せやすくなります。
食べ物によるストレスが溜まりにくい
「体型を維持するために炭水化物を制限している」「痩せるためにお米やラーメンなどは我慢している」などと聞くと、単純に「走ればいいじゃん」と思います。よくテレビなどで、タレントさんやモデルさんが「炭水化物を我慢している」などと言っているのを聞くので。
ランニングでは糖質がエネルギー源となり、走ると糖質を消費するため、お米や麺類などの炭水化物を過度に我慢する必要はありません。走っていても炭水化物を摂りすぎると逆に太ってしまいますが、走る分食べるには(食べる分走るには)問題ありません。
つまり、ランニングダイエットは食事制限だけのダイエットよりも食事によるストレスが溜まりにくく、メンタル的にも健康に過ごすことができるのです。
イライラの蓄積は身体に良くなく、不機嫌になって応対が悪くなったりなど、周囲にも悪い影響を及ぼしてしまうことがありますし、本人の印象は悪くなってしまいますよね。
手軽に気軽に始められる
ランニングはチームスポーツではなく、1人で行うことのできる運動です。駅伝はチームですが、トレーニングは1人でも問題ありません。
トレーニングをする場所も、他のスポーツのようにグラウンドや競技場などにわざわざ行く必要はなく、安全で走りやすい道路があれば行うことができます。
野球やサッカーは、チーム練習やゲーム(試合)をする時、人数をそろえる必要がありますが、先ほど言った通りランニングは個人で行うことができます。
つまり、何が言いたいのかというと、ランニングは手軽に気軽に始めることができ、ランニングシューズや走る際に着るウエア、時間や走る気持ちなどがあればいつでも行うことができるのです。
どこかのクラブや部活に所属する必要はなく、走りたいと思えば走る準備をして外に出るだけ。ダイエットのためにスポーツジムやフィットネスクラブに入会する必要もありません。