ランニングマシン(ルームランナー・トレッドミル)は、車や信号、天候を気にせず室内で走れる便利なマシンです。
自宅やジムで使うときに、「室内だから裸足や靴下だけで走っても大丈夫?」「シューズを履いたほうがいいの?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
この記事では、ランニングマシンでシューズを履くメリットや、裸足や靴下だけで走るリスクを解説します。
さらに、シューズやソックスの選び方、専用シューズを用意するメリット、安全に走るためのポイントまで詳しく紹介します。
【この記事のポイント】
・ランニングマシンでも足への負担があるため、基本的にはシューズを履いて走るのがおすすめ
・靴下だけでは足を十分に保護できず、滑ってバランスを崩す危険性もある
・シューズは普通の運動靴よりランニングシューズを選び、自分の足に合ったものを使う
・ランニングソックスを履くと、汗や摩擦による足のトラブル対策に役立つ
・屋外用とは別にランニングマシン専用のシューズを用意すると、マシンを清潔に保ちやすい
ランニングマシンで走るときもシューズを履こう
ランニングマシンは室内で使用するため、「裸足や靴下だけでも走れるのでは?」と思うかもしれません。しかし、ランニングマシンで走る場合も、基本的にはシューズを履くのがおすすめです。
走行ベルトとの摩擦や着地時の衝撃があるため、裸足では足裏に負担がかかることがあります。また、バランスを崩したときの転倒を防ぐためにも、足元を安定させておくことが大事です。
では、ランニングマシンで走ると、具体的にどのような負担が足にかかるのでしょうか。
ランニングマシンでも足に負担がかかる
ランニングマシンは、アスファルトのような硬い路面を走るよりも衝撃が少ないように感じるかもしれません。しかし、室内で使用するマシンでも、走れば足に負担がかかります。
特に注意したいのが、走行ベルトとの摩擦です。走行ベルトは足が滑らないように加工されているため、裸足で走ると足裏とベルトが擦れやすくなります。
短時間では気にならなくても、走る時間が長くなるほど足裏への負担が増え、痛みや皮膚のトラブルにつながることがあります。
また、ランニングマシンでは、走っている途中にバランスを崩すと転倒する危険性もあります。外を走るときとは違い、動いているベルトの上で足を運ぶ必要があるため、慣れていない人ほど足元を安定させることが大事です。
ランニングマシンは室内で走れる便利な道具ですが、「室内だから足に負担がかからない」というわけではありません。足裏を保護し、安定して走るためにも、シューズを履いて利用しましょう。
シューズを履くことで得られるメリット
ランニングマシンでシューズを履く大きなメリットは、足を保護しながら安定して走りやすくなることです。
シューズを履くことで、足裏が走行ベルトと直接擦れるのを防ぐことができます。また、クッション性のあるシューズであれば、着地時に足へ加わる衝撃を和らげることも期待できます。
さらに、シューズを履くことで足元が安定しやすくなるため、走っている途中にバランスを崩しにくくなることもメリットです。
特にランニングマシンに慣れていない人は、足元が安定していることで安心して走りやすくなるでしょう。
シューズを履くことで、
- 足裏を走行ベルトとの摩擦から守る
- 着地時の衝撃を和らげることが期待できる
- 足元を安定させて走りやすくする
といったメリットがあります。
室内で使うランニングマシンでも、快適に走るためにシューズを用意しておきましょう。
靴下だけでランニングマシンを走っても大丈夫?
「シューズを履いたほうがいいのは分かったけれど、靴下だけでも大丈夫?」と思う方もいるかもしれません。
靴下を履いていれば足裏が完全にむき出しになるわけではありませんが、ランニングマシンを走る際の足への負担を十分に抑えられるわけではありません。また、シューズを履かないことで別のリスクもあります。
では、靴下だけで走る場合、どのような危険性があるのか、詳しく見ていきましょう。
靴下だけでは足を十分に保護できない
靴下を履けば、裸足のときよりも足裏と走行ベルトが直接触れるのを避けられます。しかし、靴下だけでは足を十分に保護できません。
ランニングマシンでは、走っている間に繰り返し着地するため、足には一定の衝撃が加わります。靴下には、シューズのようなクッション性や足元を支える機能がないため、着地時の負担を十分に和らげることはできません。
また、長時間走っていると、靴下と走行ベルトの間に摩擦が生じて、足裏に負担がかかることもあります。
汗で靴下が湿れば、靴下の中で足が動きやすくなったり、摩擦によるトラブルが起こりやすくなったりすることもあります。
このように、靴下は足裏を覆うことはできますが、シューズの代わりにはなりません。ランニングマシンでランニングをするなら、靴下だけではなくシューズも履くようにしましょう。
裸足や靴下だけで走ると滑る危険性もある
ランニングマシンでは、裸足や靴下だけの状態で走ると、シューズを履いているときよりも足元が不安定になりやすい点にも注意が必要です。
走行ベルトは動き続けているため、足を着いたときに十分なグリップが得られないと、バランスを崩すことがあります。
裸足でも汗などで足裏が湿っていると滑りやすくなる場合があり、靴下だけの場合も、素材によっては走行ベルトとの摩擦が十分に得られないことがあります。
特に、ランニングマシンに慣れていない人が速度を上げたり、走っていて疲れてきたりすると、足元の安定性がより重要になります。
シューズには、走行面をしっかり捉えるためのアウトソールがあり、足を安定させやすい構造になっています。
ランニングマシンを安全に利用するためにも、裸足や靴下だけで走るのではなく、シューズを履くようにしましょう。
ランニングマシンは外のランニングとは感覚が違う
ランニングマシンは、外を走るときとは少し違った感覚で走ることになります。走行ベルトが動いているため、路面を自分で進んでいく屋外のランニングとは足の運び方が異なります。
また、室内であっても安定したフォームで走るためには、足元をしっかり整えておくことが大事です。
では、ランニングマシンと屋外のランニングでは、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。
ベルトが動くことで走り方も変わる
ランニングマシンでは、走行ベルトが後方へ動いているため、外を走るときとは少し違った感覚になります。
屋外では、自分で地面を蹴って前へ進みながら走ります。一方、ランニングマシンではベルトの動きによって体が後方へ運ばれるため、足を前後に動かす感覚が異なります。
そのため、初めてランニングマシンを使う人は、普段のランニングとは違う感覚に戸惑うことがあります。特に速度が速くなると、足を置くタイミングやバランスを取りながら走ることが重要です。
ランニングマシンでは、走行ベルトの動きに合わせて無理のないペースから始め、徐々に慣れていくようにしましょう。
自分の足に合ったシューズなら足元を安定させやすい
ランニングマシンでは、普段のランニングで履いているものと同じ種類のシューズを選ぶのもよいでしょう。
初めて履く種類のシューズは、サイズ表記が合っていても、足への当たり方やフィット感に慣れていないため、走っている途中に違和感を覚えることがあります。
ランニングマシンでは走行ベルトの動きに合わせて足を運ぶ必要があるため、足元に違和感があると走りに集中しにくくなることもあります。
ランニングマシンでも、普段外で走っている時と同じタイプのシューズを選ぶと、普段のランニングに近い感覚で走りやすくなります。
ただし、屋外で使用したシューズをそのままランニングマシンで使う必要はありません。ジムのマシンを利用する場合は施設のルールを確認し、必要に応じて室内だけ使用するシューズを用意しましょう。
外で走るのとランニングマシンの違いは、こちらの記事で詳しく解説しています。

ランニングマシンではどんなシューズを履けばいい?
ランニングマシンで走るなら、どのようなシューズを選べばよいのでしょうか。基本的には、走ることを目的として作られたランニングシューズがおすすめです。
特に初心者は、足への負担や走りやすさ、現時点の走力などを考えて、自分に合ったシューズを選ぶことが大切です。ここからは、ランニングマシンで使うシューズの選び方を見ていきましょう。
普通の運動靴よりランニングシューズがおすすめ
これからもランニングマシンで走ることがあるなら、普段使いのスニーカーや一般的な運動靴よりも、ランニングシューズを選ぶのがおすすめです。
ランニングシューズは、走るときの足の動きを考えて作られているため、ランニングに適した構造になっています。
着地や蹴り出しを繰り返すランニングでは足に負担がかかるため、走りやすさや足元の安定性を考えてシューズを選ぶことが大切です。
ランニングマシンは室内で使用するため、「どんな靴でも問題ない」と考えてしまうかもしれません。しかし、マシン上でもランニングをすることに変わりはありません。
これからランニングマシンで走り始める人は、ランニング用として作られたシューズを用意しましょう。
初心者はクッション性や安定性を重視しよう
ランニングシューズにはさまざまな種類がありますが、ランニングマシンをこれから始める初心者は、クッション性や安定性を重視して選ぶとよいでしょう。
ランニングでは、着地するたびに足へ衝撃が加わります。クッション性のあるシューズは、着地時の衝撃を和らげることが期待できるため、走り始めたばかりの人にも向いています。
また、足元が安定しやすいシューズを選ぶことも大事です。ランニングマシンでは走行ベルトが動いているため、足元が不安定だと走りにくさを感じることがあります。
自分の足に合ったサイズやフィット感のシューズを選ぶことで、安定した状態で走りやすくなります。
特に初心者は、軽さやデザインだけで選ぶのではなく、クッション性や安定性、履き心地などを確認して、自分に合ったランニングシューズを選びましょう。
ランニングシューズの選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

ランニングマシンではランニングソックスもおすすめ
ランニングマシンで快適に走るには、シューズだけでなくソックスにもこだわってみましょう。普段使っている靴下でも走ることはできますが、ランニング用に作られたソックスには、走るときの足をサポートするための工夫があります。
ここからは、ランニングソックスのメリットや、五本指ソックスについて紹介します。
ランニングソックスのメリット
ランニングソックスは、走るときの足を快適に保つための工夫が施されています。ランニング中は足に汗をかくため、吸汗性のあるソックスを履くことで、汗による蒸れを抑えやすくなります。
また、足とソックス、ソックスとシューズの間で生じる摩擦を考えて作られたものもあり、靴擦れやマメなどのトラブル対策にも役立ちます。
さらに、ランニングソックスには、足の形に合わせてフィットしやすいように作られたものもあります。
シューズの中でソックスがずれにくくなることで、走っているときの不快感を減らしやすくなるでしょう。
長くランニングを続けるなら、シューズだけでなくランニングソックスにも目を向けてみると、より快適に走りやすくなります。
五本指ランニングソックスという選択肢もある
ランニングソックスには、一般的な形のものだけでなく、足の指が一本ずつ分かれている五本指タイプもあります。
五本指ランニングソックスは、指同士が直接触れにくくなるため、指の間が蒸れたり擦れたりするのを抑えやすいのが特徴です。また、足の指をそれぞれ包むことで、シューズの中で足指を動かしやすく感じる人もいます。
一方で、五本指ソックスは指を一本ずつ通す必要があるため、履くのに少し手間がかかります。通常のソックスのほうが履きやすいと感じる人もいるでしょう。
ランニングソックスを選ぶときは、五本指タイプにこだわる必要はありません。自分の足に合っていて、履き心地のよいものを選ぶとよいでしょう。
ランニングマシン専用のシューズを用意するのもおすすめ
ランニングマシンで使うシューズは、屋外で使用するものとは別に用意する方法もあります。
特にジムでランニングマシンを利用する場合は、屋外で履いたシューズをそのまま持ち込むと、靴底についた土や砂などでマシンを汚してしまうことがあります。
では、ランニングマシン専用のシューズを用意するメリットについて見ていきましょう。
外で履いたシューズはマシンを汚すことがある
屋外で使用しているシューズを、そのままランニングマシンで使う場合は注意が必要です。
屋外を走ったシューズの靴底には、土や砂、埃や小石などが付着していることがあります。その状態でランニングマシンを使用すると、走行ベルトや周辺に汚れが落ちたりついたりする可能性があります。
特にジムなどの共有スペースでは、マシンを清潔に保つことが大切です。施設によっては、屋内専用のシューズを使用するようルールで定めている場合もあります。
自宅で使用する場合でも、マシンをきれいに保つことを考えるなら、屋外用とは別に室内用のシューズを用意しておくと安心です。
専用シューズならマシンを使いやすい
ランニングマシン専用のシューズを用意しておくと、屋外用と室内用を分けて管理できます。
屋外で使用するシューズとは別にしておけば、靴底に付着した土や砂などをマシンに持ち込む心配を減らせます。また、室内専用として使うことで、シューズの状態も管理しやすくなります。
ジムで使用する場合は、施設のルールに合ったシューズを選ぶことも大切です。屋内用シューズが必要な施設では、専用のものを用意しておけば、ランニングマシンを利用するときにもスムーズです。
自宅でランニングマシンを使う場合も、屋外用と室内用を分けておくと、マシンを清潔に保ちながら快適に利用しやすくなるでしょう。
ランニングマシンで安全に走るためのポイント

ランニングマシンは天候に左右されずに走れる便利なマシンですが、安全に利用するためにはいくつか注意したい点があります。
シューズの状態を確認することはもちろん、マシンの感覚に慣れることや、ジムの利用ルールを守ることも大切です。
ここからは、ランニングマシンを安全に使うために確認しておきたいポイントを紹介します。
マシンの使用前にシューズを確認する
ランニングマシンを使う前に、履くシューズの状態を確認しておきましょう。
靴底が大きくすり減っていたり、ソールの一部が剥がれていたりすると、走っている途中に足元が不安定になる可能性があります。また、靴ひもがほどけた状態で走ると、転倒につながることもあるため注意が必要です。
使用前には、靴底の状態やシューズ全体の傷みや劣化具合を確認し、靴ひももしっかり結んでおきましょう。
ランニングマシンでは走行ベルトが動いているため、屋外を走るとき以上に足元の状態を確認してから走り始めることが大事です。
最初はゆっくり走ってマシンに慣れる
ランニングマシンを使い始めるときは、いきなり速いペースで走らず、まずはゆっくりした速度から始めましょう。
ランニングマシンでは、走行ベルトが一定の速度で動いているため、屋外を走るときとは違った感覚があります。
慣れていない状態で速度を上げると、足を運ぶタイミングが合わず、バランスを崩すこともあります。
最初はウォーキングや軽いジョギングから始め、走行ベルトの動きに慣れてきたら、少しずつ速度を上げていくとよいでしょう。
また、走っている途中で疲れたり、足元に違和感を覚えたりした場合は、無理に続けず速度を落として休むことも大切です。
ジムでは施設のルールを確認する
ジムのランニングマシンを利用する場合は、施設ごとに決められているルールを確認しましょう。
ジムによっては、屋外で使用したシューズをそのまま持ち込むことを禁止していたり、室内だけのシューズを使用するよう定めていたりする場合があります。また、マシンの利用時間や使い方などについてルールが設けられていることもあります。
せっかくランニングマシン用のシューズを用意しても、施設の決まりに合っていなければ使用できない可能性があります。
初めて利用するジムでは、事前にシューズに関するルールやマシンの利用方法を確認し、決められたルールを守って気持ちよく利用しましょう。
【まとめ】ランニングマシンではシューズを履こう
ランニングマシンは室内で使用するため、裸足や靴下だけで走ってもよいように思えるかもしれません。
しかし、走行ベルトとの摩擦や着地時の衝撃、足元の安定性などを考えると、基本的にはシューズを履いて走るのがおすすめです。
シューズを選ぶときは、普通の運動靴よりもランニングシューズを選び、自分の足に合ったサイズやフィット感、クッション性、安定性などを確認しましょう。ランニングソックスを組み合わせれば、汗や摩擦による足のトラブル対策にも役立ちます。
また、屋外用とは別にランニングマシン専用のシューズを用意しておけば、マシンを清潔に保ちながら使いやすくなります。ジムで利用する場合は、施設のシューズに関するルールも確認しておきましょう。
ランニングマシンを安全かつ快適に利用するためにも、自分の足に合ったシューズを用意して走るようにしてください。

