私はランニングをしていて、基本足の指の爪が黒くなることはないのですが、走り方を変えてた時期に親指の爪が黒くなったことがあります。
足の親指の爪が黒く、痛みがあって走りにくくなりましたが、痛みを我慢してランニングを続けていました。
では、なぜランニングをしていて、足の指の爪が黒くなってしまうことがあるのでしょうか。今回は、私が黒爪になった原因や行った対処法、ランニングで黒爪になる一般的な原因や予防法を紹介していきます。
ランニングで私の足の指の爪が黒くなった原因
前述した通り、私はランニングで足の爪が黒くなることは基本ありませんが、走り方をフォアフット走法に変えていた時期に足の親指の爪が黒くなりました。
最初は右足の親指の爪が黒くなり、何か月後かに左足の親指の爪も黒くなりました。
フィット感の悪い安価なランニングシューズを履いてフォアフット走法をしていた影響で、親指の爪に負担がかかりやすくなったのが原因です。
ただでさえ、フォアフット走法は前足部に負担がかかりやすいですからね。現在は元の走り方に戻して、爪の部分の痛みはなくなりました。
私が行った黒爪の対処法はワセリンを塗ること
私の足の爪が黒くなった時の対処法は、ワセリンを黒爪に塗ることです。ワセリンを爪に塗って滑りを良くし(保護し)、爪にかかる負担を軽減させました。
ワセリンを塗ると、ランニング中の痛みが少し軽減され、走りやすくなりました。
爪が黒くなった約2か月後、日常生活で親指を軽くぶつけて、その後、靴下を履き替えたら、靴下に親指の爪が引っかかって爪がポロっと綺麗に剥がれました。親指をぶつけた時は痛かったけど、爪が剥がれた時は痛くありませんでした。
ランニングで足の爪が黒くなる(紫っぽくなる)一般的な原因
ランニングで足の指の爪が比較的強い圧力を受け続けると、爪の下が内出血して爪が黒く(紫っぽく)なってしまいます。
そのため、ランニングで爪が黒くなる一般的な原因は、靴の中で爪が圧迫されることになります。
ではその圧迫は、どのようにして受けるのかというと、自分の足に合わない小さいシューズを履いたり、つま先がシューズの前部に当たるような走り方をするなどです。
自分の足に合っているシューズでも、適度に指が圧迫されるものですが、過剰に圧迫され続けることで爪の下に内出血が起こってしまいます。
ちなみに、爪の下が内出血を起こして、爪が黒や紫っぽく見える状態を【爪下血腫】(そうかけっしゅ)といいます。
ランニングによる黒爪の一般的な予防法
指先が過剰に圧迫される(過剰に圧力を受ける)ことが黒爪になる原因になるので、自分の足に合ったランニングシューズを履くことが予防法になります。
それと、爪への負担を減らすためにも、爪の長さが気になったら切るようにしましょう。当たり前のことですが、爪が長いとつま先部分に爪が当たりやすくなりますからね。
その他の予防法としては、バランスの良いフォームで走ることも大事です。走るバランスが悪いことで指先がダメージを受けて、爪に負担がかかってしまうこともありますので。
足が地面に接地する際、足が地面に対して前に擦るような走り方をすると、爪がシューズのつま先に強く当たって黒爪になる原因になるので、足を擦らないで綺麗に着地するようにしましょう。
骨盤が前傾しすぎているランニングフォームで、足が前に突っ込むような着地は、足の指がシューズに強く当たりやすいですよね。
ランニングでの黒爪を予防するには、ランニングシューズの紐の締め加減も重要で、自分に適した締め加減で紐を締めるようにしてください。
爪に負担がかかるような紐の締め方をしていると、当然黒爪になるリスクが高まってしまうので注意しましょう。
私の足の爪が黒くなった後の爪の状態
右足の親指の爪は、黒爪になってから何度か剥がれたり、浮かび上がったりなどして、ボロボロの状態になりました。
最初に爪が剥がれた時は、新しい爪が半分くらい、もしくは3分の1くらいできていて、残り半分くらいは薄い皮みたいなのができていました。
一方、左足の親指の爪は、黒爪になった後しばらくして、強い痛みが起こるようになり、寝ている時に指がもげると思うほど痛い時もありました。痛みのせいで睡眠の質は低下しましたよ。
両足の親指の爪は、走り方を元に戻してから痛みはなくなり、少しずつ回復していっています。走り方をヒールストライク走法(踵着地)に戻して10か月以上経った現在、爪は綺麗になりました。