あなたは、朝に走ろうと思ったことはありませんか?朝に走ろうと思っても、早く起きるのはつらいですよね?
でも、少しでも朝ランしたいという気持ちがあるのなら、頑張って早起きして、朝にランニングをすることをおすすめします。それはなぜかというと、朝のランニングには嬉しい効果やメリットがあるからです。
朝に走る効果やメリット
規則正しい健康的な生活を作れる
朝ランニングするには、いつもよりも早く起きる必要があり、早起きするには夜遅くまで起きていられません。だって、夜更かしすると睡眠時間が短くなってしまいますからね。
つまり、朝にランニングをする生活を送ることで、早寝早起きする生活を送ることになり、規則正しい生活習慣が身に付くのです。また、夜の食べ過ぎや、お酒の飲みすぎを防ぐことにも繋がります。
それはなぜかって?早起きして朝に走ろうと思ったら、前の夜の暴飲暴食は避けますよね?夜に暴飲暴食をして、朝ランで腹痛が起きたら嫌だし、お酒の飲みすぎで二日酔いだと走れないことがありますしね。
以上のように、朝ランをする効果と同じく、朝のトレーニングが1日全体に大きく影響するのです。
走行距離を伸ばせる
マラソントレーニングでは、練習量が重要になります。現在は、量よりも質を重視する方も多くいますが、トップクラスのランナーの中には月間1,000kmを超える方もいます。そのようにとても多い練習量をこなすには、1日1回だけの練習では難しいです。
朝に走って午後に走ったり、朝、昼前、夕方に走ったりなど、2部練習や3部練習をすることによって、走る距離を伸ばしやすい。
朝のランニング1回だけでも、たくさん走ることは可能ですが、1日2回、3回走ったほうが、多くの距離を走れることでしょう。
それに、体力に不安がある方が1回にたくさん走るよりも、軽めの朝練と本練習に分けて走り込みをするほうが、無理なく走行距離を伸ばすことができます。また、時間を上手く使うことで、補強(筋トレ・体幹トレ)をする時間が確保しやすいです。
本練習で体が動きやすい
朝の軽い運動は、1日のスタートをスムーズにします。朝に軽くジョギングをすることにより身体にスイッチが入り、活動しやすくなります。
朝練によって身体が目覚めるので、午前や午後の本練習の時に体が動きやすく、モチベーションが上がりやすいです。
本練習の時に体が動き、意欲的に行えることで、中身の濃いトレーニングを行えることでしょう。トレーニングの質が上がるということは、トレーニング効果が上がることに繋がります。
頭が冴えて仕事が捗りやすい
朝起きた時は頭がボーとしており、眠くて目をつぶりながら朝食をとっている方もいるかと思います。
身体が完全に目覚めていないので、朝の出勤したばかりの時間帯は、エンジンがかかりにくいですよね。それだと、ちょっと仕事が捗らない。
朝に走ると身体を目覚めさせることができ、頭も体もスッキリします。なので、勤務開始時間から仕事が捗りやすいです。
とはいっても、ランニング後の体温の低下や疲労、睡眠不足などで眠くなってしまう場合があります。なんじゃそりゃ(笑)。
ランニング後に眠くなる原因についての記事はこちら
夏は暑さによるつらさが軽減するが・・・
現代の夏はあっち~ですよね。昼間の35度以上の晴れた日に日向で走っていると、死んじゃいそうになります。とても危険ですよね。なので、夏のトレーニングではできるだけ涼しい時間帯に走ることが大事です。
涼しい時間帯というと、夜・深夜・早朝です。まあ、現代の夏は時間帯に関係なく一日中暑いけど、昼間に走るよりは夜や早朝に走ったほうが身体が楽です。
早朝ランは夏の暑さ対策になりますが、寒い時期の早朝はつらいです。気温が低い時間帯だからね。
朝のランニングは習慣化しやすいというサイトもあるが
朝ランは、早く起きて走る時間を確保することから、習慣化しやすいという人もいます。急な残業、お茶や飲み会などの誘いに邪魔されることがないからです。
まあ、確かにそうだけど、走る時間帯に関係なく、決まった時間帯に走っていれば習慣化しやすいです。例えば、夜なら夜の決めた時間帯に走っていれば、習慣化しやすいということです。走る時間を確保できるのが夕方なら、毎日夕方に走れば習慣化しやすいし。
毎日決まった時間に出勤したり、夕飯の買い物にいったりするように、決まった時間に行うことは習慣化しやすいのです。
早起きするコツ
ここの記事を読んで「早朝に走ってみようかな」と思った方もいることでしょう。しかし「朝にランニングしたいけど、二度寝、三度寝は当たり前で、早起きは苦手」という方もいるかと思います。そのような方は、朝ランは諦めてください。
ていうのは冗談で、「早起きするコツ」の記事があるので、こちらの記事をご覧ください。
走り始める時間を決めて起床時間を決める
朝起きた時の、頭がボーっとしていて体が非常に動きにくい状態で走るのは良くなく、そのような状態で走るのは怪我や事故の原因になります。
なので、朝起きた直後にランニングをするのは良くなく、朝起きてからある程度時間を置いて走ることをおすすめします。
具体的に起床後どのくらい時間を空ければ良いのかというと、30分くらいは空けたいところです。なので、走り始める時間や、起きてから走りに行くまでの時間などを考慮して、起床時間を決めると良いです。
朝目覚めたら、まずは体に吸収されやすい飲み物を飲んで水分補給を行い、軽い運動などで体や脳が働きやすい(動きやすい)状態にしましょう。
それと、走るためのエネルギーを摂ることも大事なため、胃腸への負担が少ないエネルギーゼリー飲料やバナナなどでエネルギー補給を行ってください。
起床してからあまり時間を空けないで走りにいくためにも、ランニング中にお腹が痛くなるような物は摂らないようにしましょう。胃腸に負担がかかる食べ物や、消化に時間がかかる物などですね。
エネルギーが不足している状態でランニングを行うと辛いですし、パフォーマンスは低下してしまうので、起床してから糖質(エネルギー)を摂っておくことも重要です。