マラソン大会をテレビで見ていると、先頭集団の前を走るペースメーカーを目にすることがあります。
「ペースメーカーは何のために走っているの?」「最後まで走るの?」「報酬はもらえるの?」と疑問に思ったことはないでしょうか。
市民マラソンでも、サブスリーやサブフォーなど、目標タイムに合わせたペースメーカーが配置されることがあります。
この記事では、マラソンのペースメーカーの役割や、ついていくメリット、走る距離、報酬の仕組みなどを詳しく解説します。ペースメーカーを上手に活用するためにも、ぜひ参考にしてください。
【この記事のポイント】
・ペースメーカーとは?:設定されたペースを維持しながら走り、目標タイムを目指すランナーを先導する選手。
・ペースメーカーがいるメリット:ペースについて余計なことを考えにくくなったり、向かい風による負担を抑えたり、精神的な支えを得たりできる。
・最後まで走るの?:走る距離は大会や契約によって異なり、ゴールまで走る場合もあれば、途中で離れる場合もある。
・ペースメーカーの報酬:報酬の有無や金額は大会や契約によって異なり、無償で担当する場合もある。
ペースメーカーは目標タイムを狙ううえで心強い存在ですが、無理に設定ペースについていくのは禁物です。自分の走力や体調に合ったペースで走ることが大切です。
マラソンのペースメーカーとは?
ペースメーカーとは、大会であらかじめ決められたペースを維持しながら走り、後ろを走るランナーを先導する選手のことです。
たとえば、自己ベスト更新を目指すトップランナーが集まるレースでは、日本記録や大会記録などを狙えるペースに設定されることがあります。
市民ランナー向けのマラソン大会では、サブスリーやサブフォーなど、目標タイムに合わせたペースメーカーが用意されることもあります。
「ペースメーカー」と聞くと、マラソンの先頭を走っている選手をイメージするかもしれません。しかし、必ずしもレース全体の先頭を走るとは限りません。
大会によって設定されるペースは異なり、複数のペースメーカーがそれぞれ異なる目標タイムを担当する場合もあります。
そのため、自分が目指すタイムに合ったペースメーカーを見つけて、その後ろについて走ることができます。
なお、ペースメーカーが走る距離や、レースのどこまでペースを作るのかは、大会や契約によって異なります。
ちなみに「サブスリー」はフルマラソンを3時間未満、「サブフォー」は4時間未満で完走することを指します。
マラソンのペースメーカーの役割
マラソンのペースメーカーには、単に前を走るだけではなく、設定されたペースを安定して維持しながら、後ろを走るランナーをサポートする役割があります。
ペースを一定に保つことはもちろん、風の影響を抑えたり、ランナーに声をかけたりすることもあり、さまざまな形でレースを支えています。
ここからは、ペースメーカーが具体的にどのような役割を担っているのかを見ていきましょう。
設定されたペースを維持して走る
ペースメーカーの重要な役割の一つが、大会側から設定されたペースをできるだけ安定して維持することです。
たとえば「1kmを3分前後で走る」という設定なら、そのペースを大きく変えないように走り続けます。
後ろを走るランナーは、ペースメーカーとの距離や1kmごとの通過タイムを目安にすることで、自分のペースが速すぎたり遅すぎたりしないかを確認できます。
自分で時計を何度も確認しながらペースを調整する必要が少なくなるため、目標タイムを狙うランナーにとって心強い存在です。
ただし、道路の起伏や風などによって、常に1kmごとのタイムを完全に一定にできるとは限りません。
ペースメーカーは、コースのアップダウンや気象条件なども考慮しながら、できるだけ安定したペースで走ります。
ランナーを先導する
ペースメーカーは、設定されたペースで集団の前を走り、後ろを走るランナーを目標タイムへ導く役割も担っています。
ランナーはペースメーカーの位置を目安にして走ることで、「このペースについていけば目標タイムを狙える」という判断がしやすくなります。
特に大人数が参加するマラソン大会では、ペースメーカーを目印にすれば、自分がついていく集団を見つけやすいというメリットもあります。
また、ペースメーカーがいることで、ランナー同士がまとまって走りやすくなることもあります。
自分で先頭に立ってペースを作る必要がないため、目標タイムを狙うランナーにとって心強い存在です。
風除けとしての役割もある
マラソンでは、向かい風が強くなるほど空気抵抗を受けやすくなり、ランナーの負担が大きくなります。
ペースメーカーの後ろを走れば、前を走るペースメーカーが風を受けてくれるため、後ろのランナーは向かい風による空気抵抗を抑えやすくなります。その結果、風に逆らって走るための負担を減らし、体力を温存しやすくなります。
また、ペースメーカーを中心に複数のランナーが集団になって走ることで、後ろのランナー同士も風の影響を抑えやすくなります。
特に向かい風が強いレースでは、ペースメーカーや集団の後ろについて走ることが、後半のために体力を残すうえで役立ちます。
ランナーを励ますこともある
市民マラソンなどでは、ペースメーカーが後ろを走るランナーに声をかけることもあります。
たとえば、目標タイムに向かって走っているランナーに対して、「このままいきましょう」「あと少しです」といった言葉をかけることで、苦しい場面でも走り続けるための励みになることがあります。
マラソンは、後半になるほど疲労が蓄積して精神的にも苦しくなります。そんなときにペースメーカーから声をかけてもらえれば、「まだ頑張れる」と気持ちを切り替えられるかもしれません。
ただし、声かけをするかどうかはペースメーカーや大会によって異なります。あくまでペースを作り、ランナーを先導することが基本的な役割です。
ペースメーカーについていくメリット
ペースメーカーについて走ることで、目標タイムを狙うランナーにはさまざまなメリットがあります。
ここからは、ペースメーカーについて走ることで得られる具体的なメリットを紹介します。
ペースを考えることが少なくなり走りやすい
マラソンでは、目標タイムを達成するために、走りながら時計やスタミナを確認してペースを調整する必要があります。
しかし、レース中に何度もタイムを気にしていると、それだけで気持ちが疲れてしまうことがあります。
ペースメーカーについて走れば、自分の前を走るペースメーカーを目安にできるため、細かくペースを調整する負担を減らせます。
「このペースについていこう」と決めて走ることで、走りに集中しやすくなるのもメリットです。
特に、初めて目標タイムに挑戦するランナーにとっては、ペース配分を考えるうえで心強い存在になるでしょう。
向かい風の影響を抑えやすい
向かい風の中を走ると、通常よりも力を使い、体力が消耗しやすくなります。そのため、強い向かい風の場面が多いほど、疲労が蓄積しやすくなります。
ペースメーカーの後ろやランナーが集まった集団の中で走れば、空気抵抗を抑えやすくなり、一人で風を受け続けるよりも楽に感じることがあります。そのため、向かい風による負担を減らし、余分な体力を使わずに走りやすくなります。
マラソンでは、序盤から無駄な体力を使わず、後半まで力を残しておくことが重要です。向かい風が強いときに集団をうまく利用できれば、後半の失速を防ぐためにも役立ちます。
精神的な支えになる
マラソンでは、長い距離を一人で走り続けることに不安を感じるランナーも少なくありません。特に本気で目標タイムに挑戦する場合は、「このペースで最後まで走れるだろうか」と迷うこともあります。
そんなとき、同じ目標タイムを目指すランナーが集まるペースメーカーの集団について走ることは、精神的な支えになります。
周囲にも同じペースで走っているランナーがいることで、「自分だけが苦しいわけではない」と感じられたり、苦しくなったときにも走り続ける気持ちを保ちやすくなったりします。
また、ペースメーカーが見える位置を走っていれば、目標ペースから大きく離れていないことを確認しやすいため、レース中の不安を減らすことにもつながります。
ペースメーカーについていけば良い記録が出る?
ペースメーカーについて走れば、達成したいタイムに向けたペースの目安に役立ちます。ただし、ペースメーカーについていくだけで、必ず良い記録を出せるわけではありません。
自分の走力の範囲以内で、ついていけるペースなら記録を狙いやすくなりますが、設定されたペースが自分の走力に合わなく速すぎる場合は、後半に失速する可能性があります。
ここからは、ペースメーカーについていくときに知っておきたいポイントを見ていきましょう。
自分が耐えられるペースなら記録を狙いやすい
ペースメーカーについていくことで記録を狙いやすくなるのは、そのペースが自分の走力に合っている場合です。
たとえば、自己ベスト更新を目指してペースメーカーについていく場合でも、序盤から無理をして速いペースで走れば、後半に疲労が一気に出てしまうことがあります。
大切なのは、ペースメーカーの設定だけを見るのではなく、自分が最後まで維持できるペースなのかを考えることです。
自分がゴールまで耐えられるペースであれば、途中で大きく崩れる可能性は少なくなり、後半まで力を残して記録を狙いやすくなります。
ペースメーカーについていく場合でも、自分の走力に合ったペース配分を行うことは大事です。マラソンで失速を防ぐためのペース配分については、以下の記事で詳しく解説しています。

無理についていくと失速することもある
ペースメーカーが設定したペースが自分の走力より速い場合、無理についていくのはおすすめできません。
序盤は少し余裕があるように感じても、速いペースで走り続けることで徐々に疲労が蓄積し、マラソン後半でペースを維持できなくなる可能性があります。
特に、目標タイムを意識するあまり「何とかついていこう」と無理をすると、後半に大きく失速してしまうこともあります。
ペースメーカーを利用するときは、周りのランナーのペースに合わせるのではなく、目標の設定ペースが自分に合っているのかを考慮して走ることが大事です。
ペースメーカーは最後まで走る?
ペースメーカーがフルマラソンを最後まで走るのか、途中で離れるのかは、大会やペースメーカーの契約内容によって異なります。大会によっては途中までペースを作る場合もあれば、ゴールまで走る場合もあります。
ではペースメーカーは、ゴールまで走らない場合、どのくらいの距離を走るのでしょうか。大会の種類による違いも含めて見ていきましょう。
走る距離は大会や契約によって異なる
ペースメーカーが走る距離は、すべての大会で同じというわけではありません。大会の規模や目的、ペースメーカーとの契約内容などによって、担当する距離が異なります。
たとえば、記録更新を目指すトップレベルのレースでは、設定されたペースを維持しながら、決められた地点まで先導するケースがあります。
一方、市民マラソンでは、目標タイムを目指すランナーをゴールまで導くペースメーカーもいます。
このように、ペースメーカーが最後まで走るかどうかは大会ごとに異なるため、具体的な役割を知りたい場合は、大会の公式案内を確認するとよいでしょう。
トップレベルの大会では途中で離れることが多い
世界記録や大会記録などを狙うトップレベルのマラソンでは、ペースメーカーがレースの途中まで先導することがあります。よくあるのは、20kmや30kmまで走るケースです。
ペースメーカーの役割は、設定されたペースを維持し、後続の選手が記録を狙いやすい展開を作ることです。
そのため、20kmや30kmなど、あらかじめ決められた地点まで走ったあと、レースから離れるケースがあります。
ただし、担当する距離は大会によって異なります。すべてのトップレベルの大会で同じ距離まで走るわけではなく、レースの目的や運営方針などによって変わります。
市民マラソンではゴールまで走る場合もある
市民マラソンでは、サブスリーやサブフォーなど、目標タイムごとにペースメーカーが配置されることがあります。
大会によっては、スタートからゴールまで一定のペースで走り、目標タイムを目指すランナーをサポートするペースメーカーもいます。
ランナーはその後ろについて走ることで、ペース配分の目安をつかみやすくなります。ただし、すべての市民マラソンでゴールまで走るとは限りません。
担当する距離や役割は大会によって異なるため、参加する大会の公式案内で確認しておきましょう。
ペースメーカーはなぜ走るの?
マラソンのペースメーカーは、なぜ自分自身の記録を狙うのではなく、ほかのランナーを先導し手助けするのでしょうか。
その理由は人によって異なり、報酬を得るために走る人もいれば、レースをトレーニングに活用する人や、ボランティアとして参加する人もいます。
ここからは、ペースメーカーとして走る主な理由を紹介します。
ペースメーカーとして報酬を得るため
トップレベルのマラソン大会では、ペースメーカーとして走ることに対して報酬が支払われる場合があります。
ペースメーカーには、設定されたペースを安定して維持し、後続のランナーを先導する役割が求められます。
そのため、求められる走力や経験などを考慮して、主催者や大会運営側がペースメーカーを依頼することがあります。
ただし、報酬の有無や金額は大会や契約内容によって異なります。すべてのペースメーカーが報酬を得ているわけではなく、無償で参加するケースもあります。
レースをトレーニングとして利用できる
ペースメーカーを務めることは、ランナー自身のトレーニングにつながる場合もあります。
マラソン大会で一定のペースを維持しながら走ることは、スピード持久力を鍛えることや、ペース感覚を養う練習になります。また、レースの雰囲気や集団で走る感覚を経験できることもメリットです。
ただし、ペースメーカーは後続のランナーを先導する役割を担うため、好き勝手に自由にペースを上げ下げすることはできません。
自分の練習目的や走力に合った条件であれば、レースをトレーニングの機会として活用できるでしょう。
市民マラソンではボランティアとして走る場合もある
市民マラソンでは、報酬を受け取らず、ボランティアとしてペースメーカーを務めるランナーもいます。
こうしたランナーは、自分の記録を狙うだけでなく、参加者の目標達成をサポートしたいという思いから、大会に協力することがあります。
ペースメーカーとして目標タイムに合わせて走ることで、ほかのランナーがペース配分をしやすくなり、自己ベストの更新や目標タイムでの完走を目指す手助けになります。
ただし、ペースメーカーの募集条件や報酬の有無は大会によって異なります。ボランティアとして参加できるかどうかは、大会の公式案内などで確認しましょう。
ペースメーカーの報酬はいくら?

ペースメーカーの報酬は、どの大会でも同じというわけではありません。大会の規模や求められる役割、契約内容などによって異なります。また、報酬が支払われる大会もあれば、無償でペースメーカーを務める大会もあります。
ここからは、ペースメーカーの報酬がどのように決まるのか、市民マラソンの場合も含めて見ていきましょう。
報酬は大会や契約によって異なる
ペースメーカーの報酬は、大会の規模や担当する距離、求められる役割、契約内容などによって異なります。
トップレベルの大会では、記録更新を目指す選手を先導するために、一定の走力や経験が求められることがあります。そのため、ペースメーカーを依頼する際の条件も大会によって異なります。
ただし、ペースメーカーの報酬額は一律に決まっているわけではなく、具体的な金額が公表されていない場合もあります。
インターネット上で紹介されている金額も、すべての大会に当てはまるとは限らないため、参考にする際は注意が必要です。
市民マラソンでは無償の場合もある
市民マラソンのペースメーカーは、必ずしも報酬を受け取れるとは限りません。大会によっては無償で担当する場合もあり、報酬の有無や支給条件は一律ではありません。また、報酬が支払われる場合でも、交通費や宿泊費などの扱いは大会によって異なります。
ペースメーカーとして参加することを考えている場合は、募集要項を確認し、報酬や費用負担などの条件を事前に把握しておくとよいでしょう。
普段の練習にもペースメーカーはいる?
ペースメーカーはマラソン大会だけでなく、普段のランニング練習でも似た役割を果たすことがあります。
たとえば、学校の陸上競技部の集団練習やペース走では、先頭を走るランナーが一定のペースを作り、ほかのランナーを先導することがあります。
ここからは、練習でペースメーカーのような役割を担うランナーについて紹介します。
集団練習では先頭のランナーがペースを作る
学校の陸上部やランニングクラブなどで行う集団練習では、先頭を走るランナーがペースを作り、ほかのランナーがそのペースに合わせて走ることがあります。
一定のペースで走る練習では、先頭のランナーが速度を調整することで、参加者全員が設定されたペースを意識しながら走りやすくなります。また、ほかのランナーは先頭についていくことで、ペース配分を学ぶこともできます。
このように、普段の集団練習でも、先頭のランナーがペースメーカーに似た役割を担うことがあります。
ただし、大会で正式に配置されるペースメーカーとは異なり、練習では参加者同士でペースを調整するケースもあります。
ペース走などでもペースメーカー役が活躍する
マラソンに向けた練習では、設定したペースを維持して走る「ペース走」を行うことがあります。このような練習でも、ペースメーカー役のランナーがいると便利です。
たとえば、一定のペースで走る練習で先頭のランナーが速度を調整すれば、ほかの参加者はペースを細かく確認する手間を減らし、走りに集中しやすくなります。複数人で取り組むことで、一人では維持しにくいペースにも挑戦しやすくなるでしょう。
ただし、練習の目的や参加者の走力によって、適切なペースは異なります。無理に周囲に合わせるのではなく、レベル別にグループ分けして走ったり、自分の目的や体調に合った設定で走ることが大切です。
集団で行うインターバル走など他の練習でも、先頭のランナーが設定したペースを目安に、速度を調整することが多々あります。
ペースメーカーがいることによるデメリットは?
ペースメーカーは、目標タイムを目指すランナーにとって心強い存在ですが、必ずしもメリットばかりとは限りません。
レースの展開によっては駆け引きが少なくなったり、ペースメーカーに頼りすぎて自分でペースを判断しにくくなったりすることもあります。
ここからは、ペースメーカーがいることによるデメリットや注意点を紹介します。
レース中の駆け引きが少なくなることがある
ペースメーカーがいるレースでは、設定されたペースを目安に走る選手が多くなるため、レース序盤から中盤に、選手同士がペースを上げ下げする場面が少なくなる場合があります。
記録更新を目的とした大会では、ペースメーカーが一定の速度で先導することで、選手がタイムを狙いやすい展開になりやすくなります。
一方、選手同士が互いの動きを見ながらペースを上げたり、仕掛けるタイミングを探ったりするような駆け引きを楽しみたい人にとっては、物足りなく感じられることもあるでしょう。
ただし、ペースメーカーがいる場合でも、選手同士の競り合いが生まれることがあり、駆け引きの多さは、出場選手や大会の目的などによっても変わります。
ペースメーカーに頼りすぎてしまうことがある
ペースメーカーについて走ると、目標タイムに向けたペースを維持するのに役立ちます。一方で、ペースメーカーだけを頼りにしていると、自分の走力や体調に合ったペースを判断しにくくなることがあります。
たとえば、設定されたペースについていくことを優先しすぎると、疲労が強くなっていても無理をしてしまい、後半に失速する可能性があります。
ペースメーカーがいないレースや普段の練習では、自分でペース配分を考えなければなりません。
そのため、ペースメーカーを目安にしながらも、自分の体調や走りの状態を確認してペースを調整することが大切です。
【まとめ】マラソンのペースメーカーを理解してレースに活用しよう
マラソンのペースメーカーは、設定されたペースを維持しながら走り、目標タイムを目指すランナーを先導する役割を担っています。
ペースメーカーについて走ることで、走ることだけに集中しやすくなったり、向かい風による負担を抑えやすくなったりするメリットがあります。
一方で、自分の走力に合わないペースについていくと、後半に失速する可能性もあるため注意が必要です。
また、ペースメーカーが走る距離や報酬の有無などは、大会や契約によって異なります。
マラソン大会でペースメーカーを利用する際は、設定されたタイムだけにこだわらず、ついていくのが無理だと思ったら離れることも大事です。ペースメーカーを上手に活用して、目標タイムの達成を目指しましょう。

