【紫外線ダメージを軽減】ランニング中の日焼け対策を9つ!顔や腕などしっかりガード

日差し ランニングのあれこれ

季節によって紫外線量は異なりますが、日焼けが気になる方は基本1年中、日焼け対策をする必要があります。

ほぼ夜ランという方なら問題ありませんが、日中に走ることが多い場合、UV対策をしないと肌が真っ黒になったり、シミやシワなどの原因になります。

ということで今回は、ランニングをする時の日焼け対策を解説していくので、ランニング中なるべく日焼けをしたくないという方や、紫外線から肌を守りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ランニング中の日焼け・紫外線対策

日焼け止めを塗る

日焼け止めを塗る 女性

UV対策アイテムとして代表的なものが日焼け止めです。日焼け止めは紫外線対策に効果的なため、私も日中ランの時は日焼け止めを塗っています。

商品によって紫外線を抑える効果の強さや、塗り心地などは違ってくるので、自分に合うものを選んでください。日焼け止めを塗るデメリットとしては、なくなったら買う必要があるため、お金がかかることです。

暑い時期は涼しい格好をすることが多く、肌の露出が多くなりがちなため、塗る箇所が多くなり日焼け止めは減りやすいです。

ランニングキャップをかぶる

ランニングキャップ

帽子も日焼け対策に効果的です。ランニングキャップをかぶっても、かぶる深さや日の角度によって、顔に多少日光が当たってしまうこともあります。

そのため、キャップの効果は低いような気もしますが、キャップをかぶることによって髪や頭皮を紫外線から守ることができるので、十分にかぶる価値はあります。

ランニングキャップだけでは物足りない

太陽の光は空(上)からだけではありません。地面に反射して下からもきます。地面に反射された光も当然紫外線が含まれています。

そして、紫外線は建物の壁やガラスなどにも反射してきます。つまり、ランニングキャップをかぶって顔に影を作るだけでは、UV対策としては足りないのです。

ですが、帽子はかぶらないよりもかぶった方が遥かに良いです。より紫外線を防ぎたいのなら、キャップと一緒に他の紫外線対策アイテムを併用することをおすすめします。

ランニング用サングラスをかける

紫外線は目にも入ってくるので、ランニング中の日焼け対策をするならランニング用サングラスをつけることをおすすめします。そこで、「日焼け対策で目は関係あるの?」などと思う方もいることでしょう。

日焼けは目に紫外線が入ることでも起きてしまい、目に入ることで、身体が日光に負けないようにメラニン色素を作ろうとしてしまいます。メラニン色素は肌を黒くしてしまうので、目もUV対策する必要があるのです。

サングラスのその他の期待できる効果

紫外線が目に入ると、脳から疲労物質が発生するといわれています。そのため、ランニング中にサングラスをかけることは疲労の軽減に繋がります。また、白内障などの目の病気から守る効果も期待することができます。

ランニング用サングラスをかけると集中力が高まることもあり、走るのをサポートしてもらえ、紫外線対策以外にも役立ちます。ランニングやマラソンでサングラスをかける時は、ランニング用のものをしてくださいね。

ランニング用サングラス関連の記事は、こちらをご覧ください。

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アームウォーマー・アームカバーをする

寒い冬の時期のレースで大活躍するアームウォーマーも役立ちます。アームウォーマーをすることで、腕を紫外線から守ることができます。

夏の暑い時期は、保温効果のあるアームウォーマーではなく、紫外線だけ防ぐ通気性に優れた接触冷感のアームカバーをすると良いでしょう。

2022年現在、日常生活でのファッションでアームウォーマーが流行っていますが、走る時はモコモコしたものではなく、ランニング用のものを使用してください。

UVカット効果のあるランニングウエアを身につける

先程説明したアームウォーマー・アームカバーとかぶるかもしれませんが、UVカット効果のあるランニングウエアもおすすめです。

UVカット効果のあるTシャツやハーフパンツなどが販売されているで、それらを身につけると良いでしょう。

多くのランニングタイツにもUVカット機能がついているので、紫外線対策としてランニングタイツを穿くのもおすすめです。夏にランニングタイツを穿く場合は、夏用(夏でも穿けるもの)を穿きましょう。

ランニングマシン(トレッドミル・ルームランナー)で走る

ランニングマシン(トレッドミル・ルームランナー)を使って走るのは、紫外線対策としてもの凄く効果的です。

外に出ないで室内で走るので、日焼けの心配はないでしょう。ですが、室内でも太陽の光が入ってくるところで行うと、紫外線を浴びてしまうので注意しましょう。

ランニングマシンは夏の暑い日でも、冷房を使用することで快適に走ることができる便利なマシンです。

ですが、機能性が低いマシンを使うと、人によっては満足に走ることはできないため、ランニングマシンを選ぶ時は機能性を確認して、自分の走力や目的に合うものを選ぶようにしてください。

スポーツジムにあるものなら機能性は高いので安心ですね。

日陰の多いコースを走る

太陽の光は地面や壁などに反射します。また、空気中で乱反射するため、日陰でも紫外線は降り注いでいます。

ですが、日向よりは紫外線量は少ないことが多いため、日陰が多いところで走るようにしてください。

日陰でも日焼けしますが、日向を走るよりもマシです。日向よりも日陰のほうが気温が低いので、暑い日は日陰を走ったほうが身体が楽ですしね。

夜に走る

夜 ランニングコース

太陽が沈んでから走れば、紫外線の影響はほとんど受けません。太陽が出ていないので当然ですよね。「紫外線を浴びたくないけど、ランニングしたい」という方は夜に走ると良いでしょう。

ですが、夜は暗いので昼間と比べると色々と危険です。足元や周囲は見にくいですし、変な人がいるかもしれないですし。

ランニング中つまらないアクシデントを起こさないためや、変質者に襲われないようにするためにも、夜に走る場合はできるだけ安全なところで走るようにしましょう。

早朝に走る

UV対策として、早朝の紫外線量が少ない時間帯に走っても良いでしょう。朝でも、時間が遅くなればなるほど紫外線量は増えていくので注意してください。とはいっても、走るために早起きするのは大変ですよね。

夏の早朝や夜は、日中よりもいくらか気温が低いので、熱中症対策にもなります。

紫外線対策に有効な栄養素を摂る

対策は体の外からだけでなく、体の中から行うこともでき、中から行う方法として紫外線対策に有効な栄養素を摂ることがあります。

ビタミンC・ビタミンE・ベータカロテン(ビタミンA)・リコピンなどが紫外線対策に効果が期待できる栄養素になります。

紫外線の浴びすぎは良くありませんが、日光を浴びることでビタミンDが体内で生成されるので、適度に陽の光を浴びることは大事です。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を助ける栄養素になるため、丈夫な身体を作るのに欠かせない栄養素になります。

紫外線が多い季節・天候・時間帯

天から降り注ぐ紫外線の量は、季節・天気・時間帯などによっても違ってきます。太陽のパワーを感じやすい夏は、当然他の季節よりも紫外線の量は多くなります。

そのことから「夏だけ気を付ければ良い」と思う方もいますが、春の5月頃から紫外線量は多くなります。

では、何月まで紫外線量は多いのかというと、一般的に9月頃までといわれています。つまり、5~9月までは他の月よりも紫外線量は多いのですが、寒い11月~2月も紫外線は降り注いでいるので、1年中紫外線対策をすることは大事です。

次に紫外線の多い時間帯について説明しますが、一般的に午前10時~午後2時が紫外線量が多いといわれています。

太陽が出てきて明るくなり始める早朝や、太陽が沈みそうな夕方も紫外線は降り注いでいるので、早朝や夕方など明るさが弱い時間帯に走る時も紫外線対策を行うことをおすすめします。

次に天気による紫外線量についてですが、曇っている時や雨が降っている時って「日焼け対策しなくても良いかな」などと思いがちですよね。

確かに曇りは快晴よりも紫外線量が少ないのですが、それなりに紫外線は降り注いでおり(快晴時の60%ほど)、雨の日は快晴の30%ほどの紫外線量があるといわれているので、UV対策をしっかりしたい方は天気に関係なく行いましょう。

私の日焼け対策

では私は、ランニングを行う時、どのような日焼け対策を行っているのかというと、日焼け止め・サングラス・帽子・アームカバーなどを使用しています。

日焼け止めは顔に塗り、顔に塗った延長線上で首にも塗っています。半袖で走る時は腕にも塗り、脚が出ている時は脚にも塗ります。

とはいっても、日焼け止めを節約するために、脚が出ている服装をしていても、脚には塗らない時があります。脚は塗る範囲が広いですからね。

アームカバーをする時は、もちろん腕には日焼け止めは塗りません。年を取ってきてシミが気になるので、最近は顔には多めに塗っています。

対策は複数行いましょう

シミやシワ、そばかすなどができたり、肌が老化したりするのは嫌ですよね。目立つシミやシワができて手遅れになる前に、ランニングをする時はしっかり日焼け対策を行いましょう。

ここで解説した対策を1つだけ行うのではなく、複数行うようにしてください。その方が効果的で、紫外線の影響を受けにくくなります。