あなたは「マラソンランナーって胸が小さいな。走っていると胸が小さくなるのかな?」などと思ったことはありませんか?
確かにランニングをしていると、胸が小さくなる可能性があります。では、走ってバストダウンする理由とはどのようなことなのでしょうか。また、胸痩せを防ぐための対策方法とは?
ランニングで胸が小さくなるのは脂肪が燃焼されるから
ランニングは酸素を取り込みながら行う有酸素運動です。有酸素運動は糖質だけでなく脂質もエネルギー源として消費するため、脂肪燃焼に効果的な運動です。そのため、ランニングを続けていれば脂肪を減らすことができ、痩せることができます。
しかし、お腹や背中、脚や腕などの脂肪だけでなく、胸の脂肪も燃焼される可能性があります。胸の多くは脂肪で構成されており、他の部位と同じように胸の脂肪も燃焼されると、胸が小さくなってしまいます。
胸が揺れ続けることで刺激を受け続ける
ランニングは上下動するので、走ると「ぷるんぷるん」と胸が揺れます。そのことにより胸は刺激を受け、胸の脂肪は燃焼されやすくなってしまいます。
日常生活での動きは、ブラジャーをすることで胸の揺れを抑えることができますが、ランニングは日常生活の動作よりも動きが大きくなります。なので、ランニングをするとどうしても胸が揺れてしまいます。
走っている間は胸が揺れ続けて刺激を受け続け、胸の脂肪が燃焼されやすくなることでバストが小さくなってしまいます。
ランニングでクーパー靭帯が損傷する可能性も
胸の良い形を維持するには、クーパー靭帯を守ることが大切です。クーパー靭帯は胸を支えており、クーパー靭帯が伸びたり切れたりしてしまうと、胸を支えることができずに垂れてしまうこともあります。
ランニングで胸が揺れ続けると、クーパー靭帯は伸び縮みを繰り返し、クーパー靭帯に大きな負担がかかってしまいます。
胸をつり上げ垂れるのを防いでいるクーパー靭帯が損傷すれば、胸が垂れてしまい、胸が小さく見えてしまうこともあります。
ランニングで胸が小さくなるのを防ぐための対策
スポーツブラをつけて走る
胸が小さくなるのをできるだけ防ぐには、スポーツブラをすると良いです。スポーツブラは一般的なブラジャーと違い、スポーツ中の胸の揺れを抑える機能があります。
バストをしっかり固定するため、運動中の胸の揺れによるクーパー靭帯の損傷を防ぐことができます。
しかし、スポーツブラをしても、胸がある程度痩せてしまうのは仕方ありません。クーパー靭帯が伸びきったり切れたりしてしまうと、元の状態には戻らないと言われているので、走る時はスポーツブラをした方が良いです。
筋トレで大胸筋を鍛える
胸の筋肉の大胸筋は、女性のバストの土台であり基礎となる部分でもあります。なので、大胸筋を鍛えるとバストアップ効果を期待することができます。また、クーパー靭帯をサポートすることができ、胸が垂れるのを防ぐための対策になります。
大胸筋は腕立て伏せで鍛えることができるので、胸が小さくなったり垂れたりするのを防ぐために、腕立て伏せを行いましょう。
バストアップ効果が期待できる食べ物を摂る
ランニングで胸が小さくなるのをできるだけ防ぎたいのなら、バストアップ効果が期待できる食事をしましょう。では、何を食べれば良いのかというと、大豆製品や鶏肉、マグロの赤身などです。
大豆製品
大豆には、女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きがある大豆イソフラボンが含まれおり、バストアップ効果を期待することができます。
なので、豆腐や納豆、豆乳などの大豆製品を摂ると良いでしょう。大豆イソフラボンの摂りすぎは女性ホルモンのバランスを乱す恐れがあるので、摂りすぎには注意してください。
鶏のささみや胸肉
バストアップにはたんぱく質を摂ることも大切で、たんぱく質はエストロゲンの作用をサポートする働きもあります。先程紹介した大豆製品にもたんぱく質が豊富に含まれているので丁度良いですよね。
大豆製品以外には、良質なたんぱく質が多く含まれている鶏肉が良く、特にとてもヘルシーな鶏のささみや胸肉がおすすめです。
マグロの赤身
マグロの赤身にもたんぱく質が豊富に含まれており、アミノ酸も摂ることができるので、バストアップにはピッタリの食べ物です。赤身は脂肪分が少なくヘルシーなので、太るのが気になる方には最適です。
アミノ酸で構成されているたんぱく質は、女性ホルモンであるエストロゲンの作用を良くする効果を期待することができます。
エストロゲンの作用が良くなることで、乳腺の発達が期待できるため、胸が小さくなるのを防ぐための対策になります。
ランニング以外の胸が小さくなる原因
食事制限による無理なダイエット・栄養バランスの悪い食生活・血行不良・姿勢が悪い・睡眠不足・女性ホルモンの分泌量が少ない・などのことも胸が小さくなる原因になります。
食事制限によるダイエットやバランスの悪い食生活は、胸の成長に必要な栄養素が不足することで胸が小さくなる可能性があります。
姿勢が悪いと、胸の筋力が弱くなることで胸が小さく見えたり、血流が悪くなったりする可能性があります。
血行不良になると、胸に必要な栄養素が届きにくくなり、バストダウンする可能性があります。
睡眠不足は、身体の成長に深く関係している睡眠が足りないことで、胸の成長が阻害される可能性がありますからね。
ランニングに打ち込んでいる人ほどランナー体型に近づいていく
ランニングをすると脂肪が燃焼されるため、以前よりも胸が小さくなってしまうのは仕方のないことです。
ストイックにランニングを続けている人ほど、長距離走に適した体になっていくので、ランニングを続けて胸(おっぱい)が小さくなるのは理解できますよね。
速く走ったり、長く走ったりするには、胸(おっぱい)が大きければ大きいほど邪魔になりますからね。
ですが「走りたいけどバストダウンを防ぎたい」という方もいるかと思います。そのような方は、ぜひここの記事を参考にして対策をとってみてください。
追記・胸を小さくしたい方にとってはランニングは最適
前述した通り、有酸素運動は脂肪燃焼に効果的であり、ランニングは有酸素運動になります。全身運動であるランニングは、全身にダイエット効果を期待することができ、脂肪が多い胸もエネルギーとして使用され燃焼されてしまいます。
なので、女性のエリートのマラソンランナーは胸がないですよね。毎日、ものすごい距離を走っていますからね。
ランニングの脂肪燃焼作用によって胸も小さくなることは、胸を小さくしたくない方にとっては嫌なことになりますが、バストダウンしたい方にとっては嬉しいことです。
胸が小さいことに悩んでいる方がいれば、逆に胸が大きいことに悩んでいる方もいますよね。胸が大きくてバストダウンしたい方は、ランニングを始めて頑張って継続することをおすすめします。
ランニングは自分のペースで行うことができますので、きつい場合は会話ができるペースでゆっくり走ることを心掛けてください。
ジョギングをすることに慣れてきたら、距離を伸ばしたり、ペースを上げてみたりすると良いです。余裕があるなら、迷惑のかからない安全な場所で、スマホを使って景色を撮ったりなど楽しんでも良いでしょう。
適度なランニングは美容や健康にも良いですが、紫外線の浴びすぎは肌や健康に良くないので、紫外線対策をしっかり行うことをおすすめします。
バストダウンしたい場合もランニングを行う時は、クーパー靭帯を損傷しないようにスポーツブラを着けて、胸の揺れをできるだけ抑えるようにしてください。
胸が大きいことで「運動(スポーツ)をするのは恥ずかしい」などと思う方もいますが、恥ずかしいと思って運動(スポーツ)をするのを諦めるのは勿体ないことです。
胸の大きい選手がいるスポーツもありますし、ランニングなどの体が絞られいく運動をすれば、胸を小さくすることは可能ですしね。
胸が大きいことを恥ずかしいと思うのではなく、自信を持つことが大事であり、積極的に挑戦したいスポーツを始めていきましょう。
ワコールCW-X スポーツブラ
[PR]
走るためにスポーツブラを探している女性におすすめなのが、「ワコールCW-X スポーツブラ HTY168」。手でつつむような感じでしっかりバストを守ります。5方向サポートラインでバストの揺れを軽減。肩甲骨が動きやすいYバックスタイル。吸汗速乾性に優れた素材を使用。挿入カップには通気性の高い素材を使っており、ランニングにピッタリなスポーツブラです。