ランニング中に転倒した8つのケース!転んだ原因とは

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長距離走を始めて、走歴が長くなってくると転ぶこともあるもので。ランニング中、転ばないように気を付けていても、人間なので油断してしまう時もあります。

油断している時に転びやすいところを走ると、当然転倒のリスクは大幅に高まってしまいます。

転ぶと痛いし恥ずかしいし、大怪我に繋がる可能性も少なからずあるので、なるべく転びたくないものです。

今回は、今までの私のランニング中の転倒について紹介するので、参考にして、走っている時の転倒防止に役立てていただけると幸いです。

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ランニング中どのようなケースで転んだのか

雨の日の金属製の蓋

シャワーラン(雨の日のランニング)をしていて、曲がり角を曲がる時、雨で濡れた側溝の金属製の蓋の上でツルッと滑って転んだことがあります。

かなり昔のことなので、どこを怪我したのか詳しくは覚えていませんが、手の平を切ってかなり出血したのは覚えており、手の平の傷は今も残っています。

雨の日は通常よりも滑りやすいので、特に側溝の金属の蓋やマンホールの蓋などには注意したいものです。

踏切待ちでのUターン

ランニング中、踏切に近づいてきたとき「カンカンカンカン」と鳴って遮断機が下りました。私はランニング中は止まりたくないので、電車が通り過ぎるまで近くの道を走っていました。

電車が通り過ぎて遮断機が上がりそうなタイミングでUターンしたら、足がもつれて転倒。

寒い時期で手袋をしており、転んでアスファルトの地面に手をついた時に手袋が破けました。手袋は3つしか持っていないので、かなりショックでした。破れたところは糸で縫いましたよ。

脚が疲れている時の急なUターンは、足がもつれる可能性が高いので注意が必要です。

マラソン大会でスタートした後

栃木県の大田原マラソン(フルマラソン)。スタートは陸上競技場で、私がスタート地点に行った時は結構並んでおり、Aブロックのちょっと後ろのほうに並びました。

「まあAブロックだし、みんな遅くないだろ」と思っていたが、スタートしたら遅すぎて、つまる感じがし、足を引っかけられて転倒。転んだ直後、後ろのランナーに踏まれそうにもなりました。

タータンの上でしたが、膝から流血。「こんにゃろ~」と思いながら遅れを取り戻そうとして、人と人の隙間を上手くすり抜けていき、最初の1kmは3分36秒で意外と速かったのを覚えています。ちなみにその後は、3時間以内に無事に完走できました。

道路に転がっていた大きめの土の塊

田んぼが比較的多い道路を走っていた時、前方に大きめの土の塊を発見。土の塊があるのは認識していましたが、その土の塊は乾燥していて意外と硬く、軽く避けようとしたが、つまずいてしまいました。

思いっきり膝を打ち、膝の痛みが酷かったので、その後のランニングに支障をきたしました。

ちなみに、土の塊は農機具が落としていって、ほったらかしにされたものです。「片づけてよ~」って感じです。

雨でぬかるんだ土

いつもの道を走っている時、工事で通れない場所があって、違う道にいくために土の上を通ったら、その土が前日の雨でぬかるんでおり、足がツルッと滑って転倒。

派手に転んで、上半身と下半身が泥で汚れました。目立つ怪我はなかったけど、めっちゃ汚れたのでテンションだだ下がり。

曲がってポールを避ける時に力が抜けて

ジョギング中、曲がる時に、川沿いの道の出入り口にあるポールを避けようとしたら、ちょうど脚の力が抜けて前のめりによろけて転倒。

転んだ時に、道沿いの金属製の柵に突っ込んで胸を強打し、その後アスファルトに膝と腕を打って擦りむき出血。5~8秒間くらい呆然として道に座り込み、その後立ち上がって走り出しました。

胸の痛みがなくなるまで1か月かかりました。怪我してからの数週間は、走っている時の呼吸で胸が痛かったので、あばらがやられていた可能性あり。

転んだ要因の1つとして、ぬけぬけ病が考えられます。ちなみに、2021年の11月に起こったことです。

転んでアスファルトに口をぶつけて歯が折れた

2023年6月某日、寿命を迎えている酷く劣化したランニングシューズを履いて、フォアフット走法で走っていました(フォアフット走法に変えてから約3か月)。

道を右に曲がった後、前に進もうとした瞬間、部分的に濡れた土の上で、足が滑って転倒しました。

転んだ後、シューズのアッパーが縦に大きく裂けていました。「もしかして、シューズの生地が裂けたのが原因で滑ったのか」とも思いましたが、真相は分かりません。

転ぶ瞬間「膝を打ったり擦ったら痛いだろうな」「手を出したら痛いだろうな」とか余計なことを考え、最終的に手を出しました(手を地面についた)が、アスファルトに口がぶつかってしまいました。

口の中や唇が切れて出血し、歯が1本折れてしまいました。腕の擦り傷や打ち身などは自然治癒するからいいけど、折れた歯は再生しないし、歯医者に行かないと治らないのでショックでした。手や脚を犠牲にすれば良かったと後悔しました。

怪我で1番酷かったのは口で、次に手や腕、脚の傷はちょこっとしかなく、最終的に脚をかばったのか、脚はほとんどノーダメージでした。脚をかばったせいで口を強く打ったのだろうか。

フォアフット走法からヒールストライク走法に戻してから

私は元々ヒールストライク走法(踵着地)で、9か月間くらいフォアフット走法に変えてた時がありました。

「私にはフォアフット走法は合わない」と思ってヒールストライク走法(踵着地)に戻しましたが、ヒールストライク走法に戻してから何でもないところで転ぶようになりました。

何でもないところで右足のつま先が地面に引っかかることが多くなり、転ばなくてもヒヤッとします。

何でもないところで転ぶことが多くなってからは、走るのが怖くなり、ちょっとしたランニング恐怖症です。

なんでもないところで右足が地面に引っかかるようになったのは、フォアフット走法のクセが抜けていないことが原因として考えられます。ぬけぬけ病の影響も少しあるでしょう。

ランニング中に転んだらゆっくり走って様子を見ましょう

走っている最中に転倒したら、無理をしないでゆっくり走り、怪我の具合を確かめましょう。走れる状態なのか、ちょっとやばい状態なのか確認し、走るのを中断するのか続けるのか決めると良いです。

そして怪我が酷く、走るのが厳しいようなら休養し、無理のない今後の練習プランを立ててください。

走るのが厳しいのに無理をして走り続けると、怪我が悪化して長引いてしまいます。そうすると、満足に走れるようになるまで時間がかかりますし、レベルアップすることは困難になります。

なので、ランニング中に転倒したら、怪我の状態をしっかり確認し、無理をしないことが大事なのです。

気を付けましょう

以上のことから、雨の日・急なUターン・レース中の周囲のランナー・道に落ちている物(障害物)・水を含んでいる土などには注意が必要です。

転ぶと高い確率で膝や腕を擦りむき、結構痛いです。下に履いているウエアや手袋が破けることもあります。破けるとテンションが落ち、買ったばかりの物だともの凄くショックを受けてしまいます。

肉体的にも精神的にもダメージを受けてしまうので、ランニング時の転倒には十分注意しましょう。

あ~、そういえば、雪の日の転倒はないですね。いつも以上に気を付けているからでしょうか。まあ、私が住んでいるところは雪が少ないしね。