ランニングが趣味になった!陸上の長距離走・マラソンの8つの魅力

マラソン大会 ランニングのあれこれ

あなたは「長距離走(マラソン)の魅力って何だろう?」などと考えたことはありませんか?長距離走・マラソンの魅力を考えることは大切で、その魅力を考え確認することによって、長距離走が更に好きになります。

今回は、長距離走・マラソンの魅力を紹介していくので、長距離走の魅力を再確認して、モチベーションを上げることに役立ててください。

ランニングをしていない方はマラソンの魅力を知って、ランニングを始めるきっかけにしていただけると幸いです。

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走るだけなので1人でも練習ができる

1人で練習するのが難しいスポーツは多くあります。例えば野球の場合、1人でキャッチボールすることはできません。

壁にボールを当てれば1人でも行うことはできますが、「安全に行える場所」という条件があてはまる最適な壁を見つけるのは結構大変なことです。また、ノックを受けるにしても、ノックしてくれる人がいないと行うことはできません。

では、サッカーはどうなのかというと、シュート練習や個人技の練習は1人でも行うことはできますが、チームプレーなどは何人かいないと行うことはできません。

そのように、野球やサッカーなどのチームスポーツは、練習内容によっては1人で行うことは困難です。ですが、長距離走の場合は1人で練習をすることができます。

走るだけなので、1人でも練習できるのは当たり前ですよね。1人だと寂しく感じる方もいるかもしれませんが、それが長距離走の魅力の1つでもあります。

とてもシンプル(単純)

「ランニングという運動はシンプルな上に苦しくて、好きになれない」という方は多くいます。ですが、そのシンプル(単純)ということがランニングの魅力だと思います。

ボールを投げたり追いかけたりする必要はなく、ラケットを持って走ることもなく、相手をブロックする必要もありません。

ただシンプルに走ることがいいのです。深く考えず、その時の気分に合わせて走れば良いのです。ただ走ることで、単調なランニングから足音や呼吸によって素晴らしいリズムが生まれ、心地良くなることでしょう。

小さい子供から高齢者まで誰でもできる

走る子供
ランニングは子供から高齢者まで、誰でもできる簡単な運動です。生まれてから最初の移動はハイハイですが、立てるようになれば、ちょっと危なっかしくぎこちないジョギングができるようになり、成長するにしたがってのびのびと走れるようになります。

子供は公園などで走り回り、ランニングとしての基礎を身につけることができます。つまり、ジョギングやランニングは、身体のハンデがなければ簡単に行うことができ、誰でもランナーになれるのです。90代でフルマラソンを完走した人もいますしね。

走り方としてファアフット走法が注目されることもありますが、無理してフォアフット走法をする必要はなく、ランニングをするのに難しい技術は必要ありません。

走り方を無理して変えようとせず、自分に合った走り方をし、自分の走りをそのまま進化させていけばいいのです。走ること自体がスポーツになるなんて嬉しいことですね。

場所をあまり選ばない

住宅地
ランニングは、市街地や公園、トラックやグランド、山や知らない場所など、基本どこでも行うことができ、場所をあまり選びません。走ってはいけない場所、走れない場所などもありますが、場所をあまり選ばないということは、ジョギング・ランニングの魅力になります。

長い距離を走れば、ランニングをする範囲は広くなり、苦しいが楽しく感じることもあります。山で走れば、まさに山あり谷ありなコースを走ることができ、自然を楽しむこともできます。

そして、いつもグランドや公園など同じ場所で練習する必要もなく、場所を変えて自由に走ることもできます。

場所をあまり選ばず、どこでもできるということは長距離走の魅力になりますが、私の練習場所は硬いアスファルトの道だけです(笑)。季節を感じるながら走ることができるのも、長距離走の魅力ですね。

練習時間が他のスポーツよりも短い

野球やサッカー、バスケットボールやバレーボールなど、他のスポーツは色々やることが多いです。ですが、長距離走は基本走るだけなので、練習時間が他のスポーツよりも短くなります。

野球でノックする場合、全員いっぺんにノックすることはできず、1人ずつノックする必要があります。そのため、ノックするだけでも時間がかかり、マシンでバッティング練習する場合でも、今打っている人が打ち終わるまで待つこともあります。

つまり、他のスポーツでは待つ時間が発生したりやることが多いので、練習時間が長くなりがちです。長距離走の場合は基本走るだけなので、30kmも40kmも走らない限り、他のスポーツよりも練習時間は短くなります。

普通の練習なら1時間もあれば終わってしまいます。私は高校生の時、陸上競技部長距離走の経験が1年ありますが、他の運動部よりも終わるのが早かったです。

マラソン大会の楽しさ

マラソン大会は、日頃の練習の成果を試す良い機会です。実力を十分発揮できたり、満足いく走りができた時はもの凄く楽しいものです。また、スピードが乗ってきて気持ちよく走れたり、前のランナーを抜かしたりするのも楽しく感じます。

普段1人で走ることが多い方は、大会では多くの人と一緒に走れるので、そのことも楽しく感じますよね。

そして、沿道からの「がんばれ~」という応援はすごく嬉しいものです。「ゼーハーゼーハー」と苦しみ、頑張ってゴールした後の達成感はハンパないです。

走り終わった後、売店で食べ物を買ったり、家族や仲間とレースのことを話すのも楽しいです。

ゆっくり走る楽しさ

ジョギング

世の中には練習量がとても多く、毎日30km以上走っているランナーもいます。実業団ランナーとかですね。練習量がとてつもなく多い場合は、時にはゆっくり走ることも必要です。

例えば月に1,000kmくらい走る場合、1,000km全て速いペースで走ることはできません。1,000km全て速いペースで走ろうと思っても、ダメージの蓄積で怪我をしちゃいますしね。

つまり、何が言いたいのかというと、月に800kmも900kmも1,000kmも走る場合、ゆっくり長く走る時もあるのです。

呼吸があまり乱れないくらいゆっくり走ることは、スタミナを上げるだけでなく、楽しく走れることにも繋がります。楽しく走ることは、良い気分転換にもなります。

走っている時に良い気分になるということは、「ランナーズハイ」のような状態と一緒です。いつも速いペースで走っていると、肉体的にも精神的にも辛くなるので、たまにはゆっくり走って楽しさを感じることは大切です。その楽しさもまた、長距離走の魅力の1つなのです。

ランナーは水の美味しさが誰よりも分かる

水
長距離走(マラソン)は汗をかきやすいスポーツです。長い時間走り続けるので汗を多くかきます。汗を多くかけば体内の水分を多く失います。水分を多く失えば、身体は水分を欲するようになり、喉が渇きます。

身体が水分を欲している状態で飲む水は、とても美味しく感じ、生き返るような気分にもなります。つまり、ランナーは水を美味しく感じることができ、水の美味しさが誰よりも分かるのです。

なかには「走った後のビールの美味しさも分かる」という方もいるかもしれません。ですが、走った後にアルコールで水分補給をするのはよくないので、走った直後にビールを飲むのは避けてください。でも、喉が渇いている時に飲むビールは美味しいですよね(笑)。

魅力がたくさんあるので継続できる

長距離走(マラソン)は、ただ走るだけですが、以上のように多くの魅力があります。普段のランニングでは、楽な日があれば、つらい日もあります。つらく感じる日があっても、長距離走というスポーツはとっても魅力的なため、続けることができます。

ランニングを続けることによって、新しい発見や出会いをすることもあるでしょう。その新しい発見や出会いが、楽しさやモチベーションのアップに繋がったり、日常生活での原動力になったりすることもあります。