ダイエットでウォーキングをしているが、「全然やせない」「むしろ太った」という方はいませんか?
ウォーキングをしていて、シェイプアップ効果を感じない原因はいくつかあり、ここではその原因を解説していきます。ダイエット目的でウォーキングをしている方は、ぜひ読んでみてください。
ウォーキングで痩せない原因
原因1.食べ過ぎている
毎日ウォーキングを頑張っていても痩せない場合があり、原因としてよくあるのが食べ過ぎです。
欲望のままにたくさん食べたり、食後に「ポテチた~べよ」「ケーキた~べよ」などとカロリーを摂りすぎていると、痩せるどころか逆に太ってしまいます。
気持ちよく歩き、適度に疲労してお腹が空くと、食べ物が美味しく感じることがあります。あまりにも美味しく感じることで、決めた量よりもたくさん摂りがちになるのは、運動ダイエットの罠です。
そもそも、ジョギングよりも負荷が少ないウォーキングは、当然走るよりも痩せにくいです。それでもって食べ過ぎていれば、痩せずに太って当然ですよね。
原因2.歩く距離が少ない
走れば走るほどカロリーを消費するように、歩けば歩くほどカロリーを消費します。歩く量が少なければ、カロリー消費量も少なくなり、シェイプアップ効果は低くなります。
なので、歩く距離が少ないことがウォーキングで痩せない原因の1つになり、解決方法はただ単純に歩く量を増やすことです。
歩くスピードが速くても、歩く距離が少ないとたいしてカロリーは消費されないので、カロリー消費量を増やしたいのなら、たくさん歩くことが大事です。
とはいっても、ウォーキングを始めたばかりの頃は、肉体的にも精神的にも長く歩くのには無理があります。歩くことに身体が順応してきたら、徐々に歩く距離を伸ばし、カロリー消費量を増やしていきましょう。
原因3.始めてから数か月しか経っていない
ウォーキングはジョギングより負荷が少なく、1km歩くのと1km走るのを比較した場合、当然1km歩くほうが時間がかかります。
つまり、ウォーキングはジョギングよりもダイエットの効率が悪いということ。数か月でシェイプアップするのは困難なので、1年、または2年かけるつもりで行いましょう。
「そんなに長い期間やれないよ~」という方もいるかもしれませんが、どっちみち痩せたら終了ではありません。健康的にシェイプアップした体型を維持するには、痩せた後も続けることが大事だからです。
過度な食事制限は体調を崩す原因に
過度な食事制限は確実に体重を落とすことができますが、身体によくなく、脂肪だけでなく筋肉も一緒に落ちてしまいます。また、免疫力が低下して病気にかかりやすくなる可能性があります。
ウォーキングをして健康的に痩せたいのに、健康を害しては意味がありません。なので、過度な食事制限をすることはおすすめできません。栄養不足だと美容にも良くないですしね。
過度な食事制限で脂肪と筋肉が落ちて痩せるよりも、栄養を必要量摂って筋力をつけて引き締めたほうが格好良いですよ。
ウォーキングのカロリー消費量ってどのくらい?
前述した通り、歩く距離が長いほどカロリーを消費しますが、歩く速さもカロリー消費量に関係してきます。
例えば、体重70kgの人が、時速4kmで60分歩いた場合の消費カロリーは約221kcalになり、時速4.8kmで60分だと約257kcal消費されます。
まあ歩く時間が同じで、歩くスピードが速くなればなるほど、歩く距離は長くなるので、消費カロリーが増えるのは当たり前ですが。
では、他の例も挙げると、体重60kgの人が、時速4kmで60分歩くと約189kcal消費され、時速4.8kmで60分だと約221kcal消費されます。
60分だとショートケーキ1個分にも届かない数値になりますが、地道にコツコツ続けることでシェイプアップ効果を期待することができます。運動によって体が鍛えられることで、基礎代謝量も増えますしね。
そもそもウォーキングだけだと痩せにくい
先程の説明から、ウォーキングだけだと痩せにくいということが理解できるかと思います。痩せにくいので、長期間続けることが大事ということも理解できますよね。
もう少し効果を高めたいのなら、簡単な筋トレを取り入れると良いでしょう。筋トレをすることで、更にカロリーを消費することができるし、筋肉量が増えることで基礎代謝を上げることが可能です。
ウォーキングで痩せなかったとしても、健康メリットを得ることができますし、足腰が以前よりも強くなるので、今までの努力は無駄にはなりません。
痩せにくいことから食事管理の重要性も高く、1日の消費カロリーをちゃんと考慮して食べるようにしてください。健康を害さないようにするためには、栄養バランスを考えて摂ることも大事です。