ランニングと筋トレ!どっちを先にやれば良い?目的に適した順番

筋トレ 女性 長距離走・マラソンの練習方法

ランニングをしている方の中には筋トレをしている方もいます。自重による筋トレをしている(体幹を強化する)ランナーは多くおり、重りを使用した筋肉トレーニングをしている方もいます。

では、筋トレっていつ行えば良いのでしょうか?今回は、そんな疑問を解決するために、ランニングと筋肉トレーニングの順番について説明していきます。

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長距離走の能力を高めたいのならランニングをしてから筋トレ

ランニング

ランニング・マラソンの能力を高めたいのなら、【①ランニング、②筋トレ】という順番がおすすめ。最初に筋トレを行うと、走るための体力を消耗してしまい、ランニングの質が悪くなりやすい。精神的にも消耗してしまいますからね。

長距離走が速くなりたいのなら、質の高い長距離走トレーニングを行うことが大切で、ランニングをしてから筋トレを行うのがベストです。私は学生の頃、少しだけ陸上競技部長距離走の経験があり、補強(筋トレ)は走った後に行っていました。

筋肉重視(筋肥大させたい)なら筋トレをしてからランニング

ダンベル

筋肉を太くしたいけどランニングもしたいという場合は、【①筋トレ、②ランニング】という順番がおすすめ。

ランニングをしてから筋トレを行うと、ランニングで体力を消耗し、筋トレの質が悪くなりがちになり、筋トレ効果を十分に得ることができなくなります。なので、長距離走の能力を高めたい場合とは逆の順番になります。

脂肪燃焼効果を高めたい場合は筋トレが先だが・・・

脂肪燃焼効果を高めたい場合は、【①筋トレ、②ランニング】という順番が良いといわれています。それはなぜかというと、以下のような仕組みになるからです。

①筋トレを行う
②成長ホルモンが分泌される
③体脂肪が分解され遊離脂肪酸に
④遊離脂肪酸が血中に放出される
⑤遊離脂肪酸がエネルギーとして使われる

つまり、筋トレを先に行い成長ホルモンを多く分泌させることで、脂肪が燃焼されやすい状態でランニングができるということ。なので、「ダイエット目的の場合は、筋トレをしてからランニングをすると良い」などと言うサイトもあります。

しかし、筋トレを先に行うと、筋トレでエネルギーを消費した分、ランニングの質や量が悪くなる可能性があります。脂肪が燃焼されやすい状態でも、走る量が少ないと、結果的に脂肪燃焼される量は少なくなってしまいます。

逆にランニングを先に行えば、体力を消耗していない状態で走ることができ、モチベーションや集中力の面から見ても走る量は増えやすいので、「【①ランニング、②筋トレ】という順番のほうがダイエットに効果的なのでは」というのが私の考えです。

有酸素運動であるランニングには脂肪燃焼効果があるため、純粋にランニングの量が多いほうが脂肪が多く燃焼されるからね。その証拠に、多くのランナーはスリムな体型をしていますよね。

ぶっちゃけ、筋トレや補強を先に行うと、走る気しなくなりますけどね、私の場合。