ランナーはナマ脚を出す機会が意外と多い。夏は暑いので、走る時は脚が見える涼しい格好をするし、寒い時期でも大会に出る時は、ランニングパンツで走る方は多くいます。
寒いのにランニングパンツで走るのは、良い記録を出すためにできるだけ身軽な服装で走りたいから。まあ、パフォーマンスを十分に発揮しようと真剣に走るので、最初は寒くても身体は温まっていき、寒さを軽減することができるしね。
脚の肌が見えることで気になるのがすね毛。すね毛がボウボウで森林みたいになっていると、特に気になりますよね。
女性がムダ毛を処理するのは普通のことですが、男性ランナーも脚の毛(すね毛)を処理した方が良いのでしょうか?
ランナーがすね毛を処理するメリット
気持ちいいし清潔感がありスマートに見える
すね毛がないとなんだか気持ち良く、ツルツルするので触り心地がとても良いです。見た目的にも気分的にもスッキリします。
毛が無くなることで風通しが良くなり蒸れにくくなるので、夏はもじゃもじゃの状態よりもツルツルの涼しい感じの方が良いですよね。
すね毛が目立つくらい多いと「気持ちが悪い」「不潔」と不快感を感じる人もおり、「汚く見えるから剃って」と男性に対して思う女性も少なからず存在します。
脚のムダ毛がないことで清潔感を感じやすく、ふくらはぎの筋肉(形状)がハッキリするので、ランニングで鍛えられているとスマートに見えます。つまり、綺麗でスラっとしていてカッチョイイということ。
テーピングが使いやすい
脚の毛があると、テーピングが毛にも張り付いてしまいますよね。すね毛が剛毛だったり多かったりすると、皮膚との間に微妙な凹凸ができて貼りにくく、小っちゃい隙間が多くあることでテーピングの効果が低くなる可能性があります。
脚毛がなければ邪魔をするものがなく、肌との間に隙間ができにくくピタッと貼りやすい。走り終わって剥がす時は、毛がないほうが痛くなく、比較的スムーズに剥がすことができます。剥がすときに毛があると、毛が引っ張られて罰ゲームみたいな感じになりますからね。
ランニングタイツがフィットする
ランニングタイツの大きな特徴といえば「コンプレッション効果」。体に適した圧力を加えることにより得られる効果のことで、肌にピタッと密着するわけですが、脚が毛でモジャモジャだと不快感を感じやすいです。なぜなら、綺麗に密着するのをムダ毛が邪魔をしてしまうから。
脚を動かすことにより毛が引っ張られる可能性もあり、そのことによって痛みを感じることもあります。脚がツルツルなら邪魔をするものはないのでランニングタイツを着用しやすく、嫌な気持ちになることはありません。
脚が洗いやすく怪我をした時の処置もしやすい
すね毛を処理すると分かることですが、毛がないほうが洗いやすいです。障害物がなくツルツルしているので、ボディタオルが肌に密着しやすくスーッと肌に滑らすことができ、洗っていても気持ち良いです。なので汚れが落ちやすく、清潔を保ちやすい。
それと、走っている時に転倒して、脚を擦りむいたりなど怪我をした時の処置(消毒など)もしやすいです。とはいっても、ランニングでは脚を擦りむくような怪我をすることは滅多にありませんけどね。
マッサージを行いやすい
マッサージを自分で行うにしろ、やってもらうにしろ、ムダ毛がないほうが揉んだりさすったりしやすいです。
マッサージをしてもらう場合、ムダ毛が多いと相手に悪い気がしますよね。肌に直接触れないようにタオルをのせて行うにしても、気持ち的にすね毛がないほうが良いです。
機器を使ってマッサージを行うにしても、肌に当てる部分と皮膚との間に毛がないほうがいいですよね。
空気抵抗が軽減するが・・・
ロードバイクのレースに出ている方は、空気抵抗が少なくなる・テーピングが剥がしやすい・怪我の処置がしやすい・見た目が良い、などの理由によりすね毛を処理する方は多くいます。
そして、水泳を行っている方は、水の抵抗を少なくするためにムダ毛を処理しています。
ランナーも脚の毛をなくせば、空気抵抗を軽減することができますが、自転車とは速度が違うので、速くなる効果は期待できないでしょう。
脚毛の処理で走るのが速くなるなら、髪の毛が短いほうが速くなるということになるので、長距離走でのパフォーマンスには関係ないといえます。
処理する方法は色々
脚のムダ毛を処理する方法は、クリニック・脱毛サロン・カミソリ・除毛クリーム・家庭用脱毛器など様々で、方法によって痛さや手軽さ、費用や生えやすさなどは異なります。どの方法をするにしても、毛嚢炎や肌荒れなどの肌トラブルに注意することは大事です。
ちなみに私は3、4週間に1回カミソリで、すね毛を剃っています。すね毛がないほうが快適ですし、気分的にも良好です。
「脚の毛を処理するのは恥ずかしい」と思う男性もいるかと思いますが、今の時代ムダ毛を処理している男性は多くいるので、恥ずかしいとか気にすることはないですよ。