毎日お通じがないという方はいませんか？便秘になるとメンタル的に良くないし、美容にも悪いし、めまいや食欲不振、吐き気やだるさなどの症状が現れることもあります。なので、なるべく便秘にはなりたくないですよね？
今回は、ウォーキングやランニングには便秘解消効果が期待できる理由を解説していくので、便秘で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
ウォーキングやランニングに便秘解消効果が期待できるワケ
排便するのに必要な筋力を強くすることができる
便を出すのに必要なお腹の筋力が弱いと、排便をサポートする力が弱く、便秘になってしまうことがあります。
一般的に女性が便秘になりやすいと言われているのは、基本男性よりも筋力が弱いからで、運動不足で筋力が弱い高齢者も便秘になりやすい。また、女性はホルモンバランスが影響して便秘になりやすいのです。
ウォーキングやランニングは全身運動なため、お腹周りの筋肉もそれなりに鍛えることができ、便を出す時に使う筋肉を強くすることができます。
血行が良くなる
ウォーキングやランニングをすると血行が良くなります。また、それらの運動を継続することによって身体が鍛えられ、筋肉がついていくことで血行が良くなり、代謝はアップします。
血の巡りが良くなることで腸の働きは良くなり、便秘になりにくくなる効果を期待することができます。血液は栄養素も運んでいるので、血行が良くなることは美容や健康に役立ちます。
自律神経のバランスが良くなる
生活が不規則だと自律神経のバランスは乱れやすく、ストレスの蓄積も自律神経が乱れる要因になります。
自律神経のバランスの良し悪しは胃腸の働きに関係しており、自律神経の乱れは便秘の要因になります。なので、ストレスを多く溜めることは良くなく、便秘を予防するには上手にストレスを解消することが大事です。
気持ちよく感じる運動、適度な運動にはストレス解消効果があり、適度に気持ちよくウォーキングやランニングを行うことで、ストレスを発散することが可能です。
ストレスの解消は、自律神経のバランスを良くすることにつながり、便秘が解消される効果を期待することができます。
「しんどくて嫌だ～」と思うほどハードな運動は、逆にストレスが溜まってしまう要因になるので、自律神経のバランスを整えたいのなら、ストレスが解消される強度で行うことが大事です。
便秘を予防するためのウォーキングやランニングのポイント
身体を動かす(運動をする)習慣をつける
身体を動かす(運動をする)習慣をつけるといっても、毎日ウォーキングやランニングをするということではなく、日常生活でできるだけ歩くようにすることが大事ということです。
エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を使ったり、電車やバスを利用しているのなら、1つ先の駅やバス停まで歩いたりなど工夫することにより、良い運動をすることができます。
急な予定が入って、ウォーキングやランニングができなくなった時は、そのように日常生活で工夫して身体を動かしてみましょう。積極的に身体を動かすことにより、身体を鍛えることができ、便を押し出すための筋力をアップさせることが可能です。
適量こまめに水分を補給する
シンプルに水分をたくさん摂ることは、便秘解消に関係ないといわれることがありますが、便の硬さは水分摂取量に深く関係しています。また、朝起きた後のコップ一杯の水は、腸を刺激して排便を促すといわれています。
快適に安全に歩いたり走ったりして、脱水症状を予防するには、水分摂取は大事なので、ちゃんと水分をとりましょう。通常は、ゴクゴクと一度にたくさん飲むのではなく、適量こまめに水分補給を行ってください。
食生活も大事
便秘になるのを防ぐ栄養素として有名な食物繊維。水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維をバランスよく摂りましょう。食物繊維を多く摂りすぎると、下痢など体に悪影響を及ぼす可能性があるので、自分に適した量を摂ることが大事です。
便秘解消には乳酸菌が役立つともいわれているので、ヨーグルトや漬物や味噌など、乳酸菌が含まれている食べ物で腸内環境を良くしましょう。納豆も腸内環境を整えるのに役立つといわれていますよね。
便秘の定義と様々な症状
便を出す回数や頻度は人それぞれですが、一般的に【3日以上便が出ていない状態】【毎日排便していても残便感を感じる状態】が便秘といわれています。
便が排出されずに溜まっていくと、腸内で有害物質が発生しやすくなり、嫌な臭いの発生や肌荒れなどを起こすことがあり、癌の要因になることもあります。
自律神経が乱れて、頭痛や吐き気がしたり、鬱になってしまうこともあるので、便秘にならない生活を心がけましょう。運動をしたり、食生活を気を付けたり、規則正しい生活を送って毎日同じ時間にトイレに行くなどですね。
