「たま~にしか走らない」「2kmか3kmくらいしか走らない」という方もいるかと思います。
では、そのような方たちにランニングシューズは必要なのでしょうか?「絶対必要」という方がいれば「必要ない、なくても問題ないでしょ」という方もいるはずです。
この記事では、【ちょっとしか走らない方にランニングシューズは必要なのか】について解説していくので、あまり走らない方でランニングシューズを買おうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
2~4km程度でもランニングシューズを履いたほうが良い
今回は大サービスということで、結論から言います。ジョギングをする頻度がとても少なくても、走る距離が2~4km程度でも、ランニングシューズを履いたほうが良いです。
走る距離が数キロだったり、一週間に1、2回しか走らない場合、適当な運動靴やスニーカーなどで走っても問題ないように思えます。ですが問題ありありで、それらの靴では快適に走れない可能性があります。
「走行距離が短いから走りにくくても構わない」という方もいるかと思いますが、数キロでもできるだけ快適に走れた方が良いです。
ランニングシューズには走るための機能性が備わっているため、他の靴よりも走りやすくなっています。気持ちよく走れることは、ランニングで「ランラン♪」と楽しめることに繋がることもあります。
逆に走りにくいと、走るのが嫌いになる場合があるので、ちょっとしか走らない方もランニングシューズを履いた方がいいですよん。
怪我予防のためにも
ランニングシューズを履くメリットは走りやすさだけでなく、怪我の予防にもあります。走るという動作は、地面に両足をついていない瞬間があり、片足で着地をする動作もあります。
着地時は、地面からの衝撃を受けることになり、衝撃が強ければ強いほど脚はダメージを受けてしまいます。
脚の怪我を防ぐには、着地時の衝撃をできるだけ和らげることが大事で、その和らげる機能がランニングシューズには備わっています。
なので、ちょっとしか走らなくても、怪我を防ぐためにランニングシューズを履いたほうが良いのです。走る距離が短くても、怪我をするリスクは少なからずありますからね。
脚を痛めるとモチベーションが低下したり、走ること自体できなくなったり、生活に支障をきたすこともあるので、怪我を防ぐことは大事なのです。
初心者はジョギングをするための脚ができていない
ランニングビギナーは、ジョギングをするための筋力が弱いので怪我をしやすい。なので、ランニングシューズを履いて、できるだけ脚を守ることは大事です。
ランニングシューズは安くはないので(比較的安いものもありますが)、買うのをためらってしまう方もいることでしょう。でも、脚を痛めたら最悪なので、ちょこっとしか走らないとしても、ランニングシューズを履きましょう。
シューズは、使うたびに少しずつ劣化していき、機能性はちょっとずつ低下していき、寿命を迎えたものを履くことは怪我に繋がります。
あまり履かなくても経年劣化するので、「このまま履いていたら怪我をしそうだな」と思うくらい劣化したら買い替えましょう。
走り心地は他の靴よりも断然良い
ランニングシューズは、着地時の衝撃を軽減する機能性が高く、走行時のブレが他の靴よりも少ない。
また、着地時の反発力を推進力に変える力もあり(靴によって推進力の強さは異なる)、走りやすさはスニーカーなど他のシューズよりも断然良いです。
走りにくい靴だと、走りにくさがストレスになって続けるのが嫌になることがありますが、走りやすい靴なら「また走ってみよう」という気になることもあるでしょう。
そして、続けているうちに走ることが趣味になり、充実する日々を送れるようになったり、健康的になったりしたら嬉しいですよね。
続けようという気になる
ランニングシューズがないと、せっかくランニングを始めても「ランニングシューズがないから、やめても損はしない」と思って、やめる言い訳にする方もいるかと思います。
一方、ランニングシューズを買った場合、つらくてやめたくなっても「高いお金を出してランニングシューズを買ったから、もう少し続けてみよう」と思うこともあります。
つまり、ランニングシューズを買えば、勿体ないと思う気持ちからランニングが継続しやすいということ。
走り心地が良いことから、走っている時のモチベーションがアップすることもあり、更に頑張ることができます。
走る頻度が多い場合は2足以上あったほうが良い
走る距離が長かったり、週に4回以上走ったりする場合は、ランニングシューズを複数持っていたほうが良いです。
1足だけだと、1つのシューズに集中的に負担がかかってしまい、傷みやすい。シューズが複数あれば、ローテーションを組んで履くことができ、シューズの寿命を長くすることが可能です。
そして、普通のジョギングに向いているタイプやスピード練習に向いているタイプなど、種類が違うシューズを持っていれば、練習内容に応じて履き分けることもできます。でも、1度に何足も買うと当然お金がかかります。
良いシューズほど価格が高い傾向にあり、走る頻度や走る距離が多いほどシューズを消耗するので、ランニングに打ち込むようになるとシューズ代が大変です。
ランニングをやめたとしても普段履きに使える
走る距離や頻度に関係なく、走るならランニングシューズを用意すべきです。現在は、カジュアルなものも販売されており、日常生活やデートで履いてもおかしくなく違和感を感じません。
走るのをやめたとしても、買い物や遊びなどで履くことができるので、ジョギングのためにランニングシューズを購入しても「買わなければよかった」と思うことはないでしょう。たぶん、ない(笑)。
ランニングシューズを普段履きとして使用することにはメリットもあり、それはアクティブに行動しやすいことです。アクティブに行動できることで生活の質は高まり、充実感や満足感を得やすくなります。