あなたは、ランニングシューズは何足持っていますか?1足ですか?2足ですか?それとも4足でしょうか?1足しか持っていないという方は、走り始めたばかりの方や、走る頻度が少ない方だと思います。
あまり走らないのであれば1足でも問題ありませんが、それなりに走るのなら複数用意してほしい。ということで今回は、ランニングシューズを複数用意するメリットを紹介していきます。
ランニングシューズを複数持つメリット
シューズの寿命を長くすることができる
毎日走り、毎日同じランニングシューズを履いていると、シューズを酷使し続けることになります。シューズは休む暇がないため、劣化が早まる可能性があり、劣化が早くなれば、当然シューズの寿命は短くなってしまいます。
ランニングシューズを複数持ち、ローテーションを組んで毎日違うものを履けば、1つのシューズにかかる負担は少なくなります。また、休ませることもできるので、寿命が長くなる効果を期待することができます。
状況に応じて履き分けることができる
1足しかない場合、当然いつも同じシューズを履くしかありません。2足、または3足以上持っていて、異なるタイプのシューズを持っていれば、練習内容に応じて履き分けることができます。
例えば、普通のジョギングをする場合はクッション性重視のシューズを着用し、スピード練習をする時は軽めのものを着用したりすることができます。
レース(大会)用のシューズを用意していれば、当然レース用として使い分けることもできます。マラソン大会では良いタイムを出すために、なるべく劣化していないシューズを履きたいですよね。
機能性が低下していない新しめのシューズを履けば、パフォーマンスを十分に発揮しやすいですからね。なので、レース用としてのランニングシューズを用意しておくことも大事です。
普通のジョギング用シューズは必要
ジョグ(ジョギング)は長距離走の基本の練習になります。一番多く行う練習なため、普通のジョグ用シューズは必要です。ダイエットや健康のために走り始める場合でも、当然必要です。
では、ジョギング用はどのようなシューズが良いのかというと、耐久性に優れていてソールの厚いクッション性を重視したタイプが良いです。
ソールが厚いものは基本重量は重めでスピード練習には向いていませんが、クッション性に優れているので比較的長い時間軽く走るには最適です。クッション性が高いことで脚を守ることができ、耐久性が高いことで長く使い続けることができます。
ジョギングとスピード練習両方使えるシューズがあると便利
ジョギングとスピード練習(ポイント練習)両方使えるシューズがあると便利です。ソールが厚すぎなく薄すぎない、クッション性がそこそこで重さもそこそこ(重すぎない)のものは、ジョギングでもスピード練習でも使えます。いわゆる万能型のシューズですね。
なるべく足に負担をかけたくない場合のスピード練習にも最適なため、1足は持っておきたいものです。
※現在は、厚底のクッション性と軽量性に優れた、スピード練習やレースに使えるランニングシューズも販売されています。
レース用と練習用とで分けておきましょう
レースと練習とでは違うタイプを履きたい、もしくは履くという方もいるかと思います。また、レースではクッション性やグリップ力などが低下していないシューズを履きたいですよね。
レース用と練習用とで分けておけば、機能が低下していない、またはあまり機能が低下していないランニングシューズを履くことができます。トレーニングで着用しているシューズは履く頻度が多いので、ランニングシューズとしての機能が低下しがちです。
レース用は当然大会でしか使わないので、履く機会は少ない。そのため、レース用と練習用とで分けておけば、レースでは機能が低下していない、またはあまり低下していないものを履くことができます。大会でしか使わないので、あまり汚れていないのも良いですよね。
シューズが綺麗だったり、機能性があまり低下していなかったりすることは、モチベーションを上げる面でもとても重要です。
レースでは自分の走力に合ったシューズを着用しましょう
大会で自分の実力を十分に発揮するには、自分のレベルに合ったものを履くことが大事です。上級者は薄底の軽いシューズを選んでも問題ありませんが、初心者が薄底の軽いシューズを履くと脚を痛めやすいです。
なので、初心者は大会でもクッション性重視のものを着用しましょう。ある程度脚が鍛えられている方は、初心者用ランニングシューズよりも1ランク軽いものを選んでも問題ないでしょう。
複数持とう!
ランニングシューズは安い物ではないので、一度に複数購入するとかなりお金がかかってしまいます。ですが、シューズの寿命を延ばすことができたり、大会や練習の内容によって履き分けたりすることもできます。
そのため、ランニングを始めるならランニングシューズを2足以上持つことをおすすめします。
ちなみに、ソールが厚いシューズは基本重量が重いと言いましたが例外もあり、ナイキのヴェイパーフライなどはソールが厚いけど軽めになっています。