ランナーの身体作りやコンディショニングに必要な「たんぱく質」

たんぱく質の多い食品 食事・栄養・サプリメント

ランナーは走る。走るからランナー。走れば当然身体に負荷がかかります。ランニングは脚の筋肉にダメージが加わりやすく、筋肉の回復に欠かせない栄養素が【たんぱく質】です。まあ、他の栄養素もかかせないですけどね。

たんぱく質を始めとする様々な栄養素を摂り、ランニングで傷ついた組織を修復することによって、強くなることができます。つまり、たんぱく質は、身体のコンディショニングに重要な栄養素の1つなのです。

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身体のあらゆる部分を構成している

たんぱく質は、身体を構成する上で大事な栄養素であり、筋肉はもちろん、皮膚や内臓、髪や爪などあらゆる部分はたんぱく質でできています。

なので現代では、「美肌になりたい」「健康的な髪にしたい」など、美容のためにプロテインを摂っている方もいますよね。

ポイント練習やマラソン大会などで受けたダメージを、できるだけ早く回復させ、走力向上や怪我のリスクを低くするためにも、たんぱく質は適量しっかり摂取したいものです。

食事を工夫してたんぱく質を摂りましょう

朝食、昼食、夕食では、たんぱく質が不足しないメニューにしましょう。たんぱく質の多い食べ物というと、お肉・魚・牛乳・チーズ・大豆製品などですね。それらを上手に取り入れて、ちゃんとたんぱく質を摂りましょう。

例えば、朝はパンを軽く食べるという方は、それにゆで卵や牛乳をプラスすることで、手軽にたんぱく質を摂ることができます。朝食でご飯を食べているのなら、納豆をプラスしてもいいですよね。

健康補助食品で補い摂取量を増やす

プロテイン

忙しいことから、食事を管理することが難しく、どうしてもたんぱく質が不足してしまう方もいることでしょう。そのような方におすすめなのが、たんぱく質が多く含まれている健康補助食品です。

水や牛乳で溶かして飲むプロテインや、棒状のプロテインバーなどは、手軽に比較的スピーディーにたんぱく質を摂ることができます。粉末状のプロテインは、シェイカーを用意したり、飲み物に「シャカシャカシャカシャカ」と溶かす手間はありますけどね。

プロテインバーは、袋からサッと取り出してお菓子感覚で食べることができます。チョコやバニラ、グラノーラなど様々な味のものが販売されており、好みの味を選べるのは嬉しいですよね。甘いものが苦手な方は、ソーセージタイプのプロテインバーを選ぶと良いでしょう。

トレーニングをしている方は、たんぱく質を意識して摂ることが大事ですが、摂りすぎないようにしてください。

基本、どのような栄養素も過剰に摂る(必要以上に摂る)のは良くなく、自分に合った量を摂ることが重要ということです。それと、栄養素は普通の食事から摂るのが基本になります。

長距離走選手のコンディションの維持には他の栄養素も必要

体づくり、身体のコンディションの維持にはバランスの良い食事が大事。筋肉というとたんぱく質ですが、元気いっぱいでトレーニングをするには、糖質やビタミン類、ミネラル類などもバランスよく摂る必要があります。

人間は、口から食べ物を取り入れ、体内で消化して栄養を吸収します。吸収された栄養素は代謝し、活動する際のエネルギーになったり、身体の構成や手助けなどを行います。そして、ビタミン類やミネラル類は、吸収された栄養素の代謝に大きく関わっています。

なので、たんぱく質だけでなく、ビタミンやミネラルなどバランスよく摂ることが大事なのです。ランナーにとってバランスの良い食事は、コンディション維持の基本になり、走力アップには超重要なことです。