あなたは、マラソン大会で負けたり、練習の成果が出なかったりした時に、「ちくしょ~」と悔しがっていますか?ヘラヘラ笑っていませんか?
ファンランだったり、結果がどうでも良かったりする場合はヘラヘラしてもかまいません。また、内心悔しがっているのなら問題ありません。ですが、向上心があるにも関わらず、全く悔しがらずにヘラヘラするのは良くありません。
話はちょっと変わって、順位をつけない運動会があるらしいけど、私は反対です。順位をつけなかったら悔しがることができず、悔しがる機会を逃しているからです。
人間が成長する上で、悔しがることはとても大切です。ということで今回は、悔しがることの大切さについて執筆していきます。
悔しいと思う心の動きは大切
長距離走(マラソン)に真剣に取り組んでいて、一生懸命練習をしているにも関わらず、満足いく結果が出なかったり、負けたりしても、「あ~あ、負けちゃった」「遅かった」などとあっさりしているランナーは多いような気がします。
負けたり満足いく結果が出ない時の「悔しい」と思う気持ちは単純で純粋だが、その心の動きはとても大切です。
「悔しがるのは恥ずかしい」という方が中にはいますが、全然恥ずかしいことではありません。悔しいという気持ちがこれからの練習のエネルギー源になり、モチベーションにもなります。
とことん悔しがろう
真剣に一生懸命練習をやっているのなら、負けず嫌いになるべきです。ライバルや自分に負けたり、満足いく結果が出なかったりしたら、とことん悔しがってください。
人前で悔しがるのが恥ずかしいという方は、表には出さなくて良いので、心の中だけで悔しがってください。
恥ずかしくない方は、お笑い芸人のザブングルのように「悔しいです!」(`皿´;)と言ってください(笑)。ザブングルって知らないって?知らない方はネットで調べてみてください。
悔しいと思うことが成長の糧になる。
なぜ良い結果が出なかったのか探求することも大切
正直、ただ悔しがるだけでは強くなることはできません。悔しがって、「なぜ勝てなかったのか」「なぜ満足する結果を出せなかったのか」「なぜ自己ベストを更新できなかったのか」などと探求することも大切です。
そのように探究して努力することにより、前よりも速く走れるようになります。つまり、悔しいと思うことは、大きく成長するための原動力であり、大きく進むための力になります。自然と「悔しい」と思うことができれば成長できるチャンスだと思いましょう。
走る前に強い気持ちを持とう
満足いく結果が出なくて悔しいと感じない方は、走る前から「どうせ良い結果は出ない」「今日は速く走れそうにない」「負けてもかまわない」などと思ってませんか?
一生懸命走り、結果が出なかった時に悔しいと思う人は、「今日こそは自己ベスト出すぞ!」「絶対勝つ!」などと思っている人です。
そのように思うからこそ、結果が出なかった時にとても悔しく感じるのです。つまり、走る前に強い気持ちを持つことも、成長することに繋がるのです。