硬い路面は避けよう!アスファルトでランニングしない方が良い理由

ジョギング 長距離走・マラソンの練習方法

アスファルトのロードでランニングしている方は多くいます。現代の日本の道は、どこもかしこもアスファルトですからね。

私もアスファルトで毎日走っていますが、アスファルトやコンクリートの上で練習することはおすすめできません。それはなぜかというと、ランニング時の足の接地面が硬いことで、脚にかかる負担が大きくなるからです。

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アスファルトのロードで走るのは良くない

アスファルトは非常に硬く、着地をするたびに脚には強い衝撃が加わってしまいます。その強い衝撃というのは余計でもあり、余計な衝撃が脚に多く加わることで、怪我をするリスクは高まってしまいます。また、余計なダメージの蓄積により脚は疲労してしまいます。

アスファルトでの練習を続けていると、脚のダメージはなかなか抜けず、質の高い練習を行うことはできなくなります。

着地時のダメージが大きければ大きいほど、回復には時間がかかってしまいますからね。質の高い練習ができなければ、レベルアップすることは困難になります。

ちなみに、なぜアスファルトで走る際に加わる衝撃が余計なのかというと、芝生や土の上なら受けることのない衝撃の強さだからです。

私は今までの経験からそのように感じていますが、練習場所はアスファルトの道しかないため、仕方なくその環境で走っています。ですが、毎日「地面硬いな~」と思いながら走っています。

ちなみに、トップランナーの大迫傑選手は、練習でアスファルトを走ることは、とても少ないそうです(現在は不明ですが)。そのことからも、非常に硬い路面の上で走るのは良くないということが分かります。

※2022年現在は、昔よりもクッション性と推進性に優れたシューズが販売され増えてきており、昔よりはアスファルトへの接地による衝撃ダメージは少なくなっている上に、速く走ることができます。

アスファルトに脚を慣らす必要はない

ストレッチ

多くのマラソン大会では、アスファルトで舗装された道を走りますが、だからといってアスファルトの道で練習する必要はありません。

中には、路面の硬さに脚を慣らすために走る方もいますが「アスファルトに脚を慣らす必要性は全くない」というのが私の考え方です。

硬い路面に順応させようと思って走っていても、順応するどころか脚が壊れてしまいます。「硬い道で走っていれば、脚が鍛えられる」という考え方をしている方もいますが、その考え方は非常に危険です。脚が鍛えられる問題以前に、硬い路面に脚が耐えることができませんから。

芝生や土の上、陸上競技場のタータンの上で走った方が脚にかかる負担は少なくなるため、質が高い練習ができます。ポイント練習をするにしても、比較的柔らかい場所のほうが脚へのダメージは少なくなります。

接地時の脚への衝撃(ダメージ)が少ない分、脚の回復は早くなるため、効率的なトレーニングを行う意味でも、なるべく硬い路面は避けたほうが良いでしょう。

ランニングシューズの性能は上がってきているが

ランニングシューズも電化製品やAIなどと同じように日々進化しており、現在のランニングシューズは昔と比べるとクッション性が高くなっています。

そのため、とても硬い路面で走っても問題ないように思えますが、それでもアスファルトでの練習はおすすめできません。

クッション性のあるシューズを履いていても、アスファルトで走ると地面の硬さを感じるし、脚には負担がかかりやすいからです。

現在履く人が増えてきている、特殊なカーボンプレートが入った厚底シューズなら、地面からの衝撃が少ないでしょうけどね。

私の走る場所はアスファルトしかありませんが

アスファルトの上で練習することは良くないということを話してきましたが、私は練習場所がアスファルトの道しかないので、これからもその環境で走り続けます。

多くの市民ランナーも、ほとんどは硬い路面で走っていますが、芝生や土、陸上競技場のトラックなど、脚に優しい走路で練習できる方は、なるべくそれらの場所で走ることをおすすめします。

その方が速くなるし、脚の怪我の予防にもなります。それと柔らかい路面の方が、スピード練習をする時に、ソールの薄い軽いシューズを履いても脚を痛めにくいです。

柔らかい路面といっても、砂浜のような足が埋もれる場所では、逆に走りにくくなってしまいます。まあ、脚は鍛えられますけどね(笑)。

※ここで話したことは私の考えになります。人それぞれ考え方は違うので、私が言っていることが正しくないと思い「脚を鍛えるためにも硬い路面で走った方が良い」などとと思うのであれば、アスファルトで練習してください。ですが、脚を故障しても責任は取れません。