「【ファンラン】という言葉を耳にしたけど、ファンランってどういう意味なの?」と疑問を感じている方もいるかと思います。
ここでは、ファンランの意味やメリットを解説していくので、知りたいと思う方はぜひご覧ください。知っておいて損はありません。
ファンランとは
ファンラン(fun running)とは、「fun=楽しい」「running=走ること」という意味の通り、楽しく走ることをいいます。もう少し具体的に説明すると、苦しさよりも楽しさを優先して走ること。大会で真剣に走ることと比べられて言われることが多い言葉でもあります。
レースで自分の実力を十分に発揮する、自己ベストを更新する、という目的で走るとかなり苦しい思いをして、楽しさよりも苦しさの割合の方が大部分を占めてしまいます。
一方、ファンランの場合は、楽しく走ることが目的なので、精いっぱい走るよりも苦しまずに済みます。
ファンランをするメリット
楽しく走ることができる
ファンランの一番のメリットは、やはり楽しく走れることです。走ること自体を楽しんだり、仲間と一緒に走ることを楽しんだり、沿道の応援に応えたりなど、楽しみ方は様々です。
仮装可能な大会なら、何かのキャラに仮装するのも楽しいです。仮装することで、沿道や周りの人から仮装したキャラの名前で応援されることもあります。
大会だけでなく、練習で楽しく走ることにも良い点があり、それは続けやすくなること。つらくしんどい練習ばかりでは、走るのをやめたくなってしまう場合がありますが、楽しく走る日を設けることで気分転換になり、「ランニングを続けよう」「頑張ろう」などと思えることでしょう。
プレッシャーがかからない
マラソン大会で本気で走る場合、良い記録を出そうと思ってプレッシャーがかかってしまうことってありますよね。プレッシャーで押しつぶされそうになるのは結構つらいものです。
順位やタイムなどを気にせずに、楽しく走るのが目的の場合は、プレッシャーはかからないでしょう。特に緊張することもないので、スタート時間まで気楽に過ごせます。
ファンランは走るのが嫌いになってきている人におすすめ
「大会ではいつも全力で走っているが、苦しすぎてイヤになってきた」「練習がハードで、走るのが嫌いになってきた」など、走るのが嫌いになってきた人にファンランはおすすめです。
走るのが嫌いになると、ランニングをやめようと思ったり、サボったりしてしまうこともあります。だけど、やめてしまうのは勿体ない。
大会や練習でたまにファンランをすれば、走る楽しさを改めて感じることができ、モチベーションのアップやランニングの継続に繋がります。
ファンランしてもフルマラソンはそれなりにきつい
ファンランすれば、最後まで楽しく走れると思いがちですが、自分の走力に見合わない距離だと、かなりしんどいです。
そして、フルマラソンくらいの距離になってくると、ある程度走力がある人がファンランしても、それなりに苦しい思いをしてしまいます。
走る距離が長ければ長いほど、楽しさ優先でゆっくり走っていても、脚には疲労が溜まっていきますからね。特に走りにくい仮装をしている方は、後半つらくなって当然ですよね。
なので、フルマラソンでファンランをする場合も、それなりに覚悟して臨むようにしましょう。
ランニングを楽しみましょう
毎日走っていて疲れが蓄積してくると、つらい・しんどい・苦しい・もう走りたくないなど、ネガティブな考えばかりしてしまうことってありますよね。それでは面白くないし、精神的に良くありません。また、走る楽しさを忘れてしまうこともあるでしょう。
せっかく走っているのですから、たまにはファンランを行い、ランニングを楽しむようにしましょう。ちなみに、ダイエット目的で走っている場合も、ファンランをすることは大事ですよ~。前述した通り、楽しんで走ったほうが続きやすく、続いた方が痩せるからね。