「天気がいい日に走るのって気持ちよさそう」「ちょっと走ってみようかな」、などの軽い気持ちでランニングを始める方もいるかと思います。
また「マラソン大会で優勝したい」「長距離走で頂点を目指す」、などの強い気持ちで走り始める方もいることでしょう。
ランニングを始めるきっかけや目的は人それぞれですが、苦しい、つらいと感じることで挫折しそうになる方や、実際に挫折してしまう方もいます。
この記事では、走歴約14年(2020年現在)まだ現役である私が、挫折しそうな方にアドバイスをするので、挫けそうな方はぜひ参考にしてみてください。
挫折しそうな方へ!乗り越えるためのアドバイス
そもそもどうして走ろうと思ったのか
苦しくて挫折しそうになった時は、走り始めた理由を確認してみましょう。冒頭でも言いましたが、ランニングを始める目的は人それぞれで、何か気持ちの変化があったり、何か目的ができたはずです。
目標達成のために長期間真面目にコツコツと頑張っていると、目標に向かう力よりも苦しさやつらさのほうが勝ってしまい、挫折してしまうことがあります。
そもそもどうして走ろうと思ったのか再確認することで、走ろうとする力を生み出すことができます。いわば原動力ですね。
「ちょっと走ってみようかな」などと軽い気持ちで始めた方は、新たに目標を作ると良いでしょう。「3kg痩せる」「ハーフマラソンを完走する」とかですね。
つらいことばかりではない
走ることは、つらいことばかりではありません。【マラソン=きつい・苦しい・つらい】というイメージを持っている方は多くいますが、走っていれば気持ちよく感じる時もあります。
ジョギングを始めたばかりの頃は、体力がないことからつらく感じがちですが、慣れてくるとラクに感じる日も出てきます。
まあ、走ることは人生と同じで、つらい・苦しい日があれば、楽しい・ラクな日もあるのですよ。私なんかつらいことばかりですけどね(笑)。
今までのトレーニングを思い返す
今までの練習を思い返し、「こんなにがんばってきたじゃないか、ここでやめると勿体ない」などと思えることで、頑張れることもあります。
途中で挫折すると、今までの頑張りが全部無駄になってしまい、「積み重ねてきた努力は全部なかったことになる」と言う方もいます。
しかーし、私の考えとしては、途中で挫折しても、いままでの努力は無駄にはなりません。「途中で挫折したとしても、いままでの努力は自分の血となり肉となるので、何かしらの役に立つ」というのが私の考えです。
「じゃあ、挫折してもいいじゃん」と思う方もいるかもしれませんが、この記事は挫折しそうな方にアドバイスをしているので、挫折するのは勧めていません。
で、結局何が言いたいのかというと、今までの練習を思い返すことは挫折を乗り越える手段になり、途中でランニングをやめたとしても、頑張ってきた時間は無意味ではないということ。無意味ではないので続けましょうよ。
我慢していれば苦しさが和らぐこともある
走り始めが苦しくても、我慢して走っていると身体がラクになる場合もあります。私なんか、10kmくらい走ると脚が動くようになることが多くあります。なので、走り始めに苦しくて挫折しそうになっても、我慢して走り続けることも大事です。
だけど初心者の場合、我慢して走り続けていても更に苦しくなる可能性が高いです。なぜなら、初心者は長い距離を走れる脚をしていないから。
楽しさを見つける
挫折しないようにするには、苦しさの中に楽しさを見つけることも大事です。しんどくてつらくても、その中に楽しいことがあれば頑張ることができます。
例えば、ジョギング中に景色を楽しむ・走ったら好きな物を食べる、など楽しみがあることは走るための原動力になります。
また、走力がついていく楽しさや、トレーニング後の充実感や達成感があることで、走ろうとするモチベーションが上がることでしょう。
シェイプアップ目的で走っている方は、自分が理想としているスタイルになったことを想像しても良いでしょう。
初心者は習慣化するまで頑張ってみよう
苦しくても、モチベーションが低くても、面倒でも、習慣化してしまえば行動しやすいです。例えば、歯を磨いたり、通勤したり、仕事をしたりなど、やる気がなくても毎日やりますよね?
習慣化していることは、やる気がなくても行動しやすく、ランニングも習慣化してしまえば挫折しにくくなります。
なので、ランニング初心者で、すぐに苦しくなることから挫折しそうになる場合は、走ることが習慣化するまで頑張ってみましょう。
ランニングはやめたほうがいいといわれても
怪我もしていない、病気もしていないのに「ランニングはやめたほうがいい」なんて言う方はいないかとは思いますが、そのようなことを言われたとしても、自分が走りたいのなら無視しましょう。
周りの意見に流されるのは悲しいことで、自分の気持ちが一番大切です。怪我や病気などをしていなく、身体的に走っても問題なく、ランニングをしたいという気持ちが少しでもあるなら、走ることをおすすめします。