私は基本、気軽にランニングシューズを買うことができないので、寿命を迎えているシューズで走ることが多くあります。
今回はそんな私が、ボロボロの死んだシューズを履いて走るデメリットを紹介していきます。履き潰して酷く劣化しているのに、いつまでも買い替えないとどうなるのか知りたい方は、ぜひご覧ください。
着地の感覚が悪い
走るたびにシューズのソールは削れていきます(走る時のクセや環境にもよります)。
そのため、長い期間履いていると、外側(アウトソール)だけでなく中のソールまで大きく削れていることが多くあり、ちょこっと水が溜まっているような路面に接地すると、水が中まで染み込んできてしまうこともあります。
そんな状態のシューズで走れば、自分本来の着地ができなくて当然ですよね。着地がしにくいことにより、次の動作まで悪くなって、結果的に全体の動きも悪くなってしまいます。
スピードがでない
ランニングシューズの機能の1つである反発性。ラン時、着地をして体重がかかることにより反発力が生まれ、前に進むのをサポートしてもらえますが、寿命を迎えているものは反発性が大きく低下しているので、スピードがでにくいです。
劣化により外側のソールの形状が変わっていることも、スピードがでにくい要因になります。思うようにペースを上げられないので、ポイント練習をする気がなくなります。
脚を痛めやすい
ソールの削れや、シューズの機能性の低下により、ランニングフォームが悪くなってしまうことがあります。
フォームが悪くなると、負荷がバランス悪く加わり、膝や足首辺りを痛めたりなど、怪我をしてしまうこともあります。クッション性を失っていることも、脚を痛める要因になります。
私なんか、死んでいるシューズを履いて走った後になんともなくても、翌日に痛みを感じることがあります。一瞬「やばいかな」と思いますが、比較的すぐに痛みはなくなりますけどね。
質の高い練習ができない
私はいつもアスファルトで走っているので、クッション性がなくなっているものを履くと、軽く走ってもダメージを受けてしまいます。
なぜダメージを受けるのかというと、衝撃吸収機能を失っていることにより、脚に強い衝撃が加わりやすい上に硬い路面で走っているからです。
なので、身体のリカバリー目的で軽くジョギングしても回復しなく、逆にダメージは蓄積してしまい、質の高いトレーニングを行うことができません。毎日ただ走っているだけになり、レベルアップしないのはもちろん、走力が低下していくように感じます。
やる気がでない
非常に走りにくい・スピードがでない・通常よりも脚に負担がかかる・思うように走れないなどの理由によりモチベーションが下がりやすく、長く走るのが苦痛に感じます。なので、ロング走なんかやりたくないと思ってしまいがち。
また、自然と走行距離は短くなっていき、走ること自体やめたくなることもあるため、ランニングアイテムの中でランニングシューズは一番大事といえることでしょう。
走力向上したいのなら、練習の強度を少しずつ上げていくことが重要であり、自分のパフォーマンスを十分に引き出せることが大切です。
その手助けになるのがランニングシューズなため、劣化により機能性が大幅に低下し、満足いくトレーニングができないようなら、早めに買い替えることをおすすめします。